東大生の恋愛事情。2年生になると、急に付き合いだす人が増える⁉

元国税職員さんきゅう倉田です。東京大学経済学部に内定しています。

「東京大学経済学部のさんきゅう倉田」

なんて甘美な響き。

受験勉強をしなかった高校生のぼく、東京国税局で上司に馬鹿者扱いされていたぼく、芸人になったぼく。すべてのぼくにこの響きを聞かせたい。

 

 

東大生の恋愛事情

東大に入ってから芸人の後輩に、「大学生いったりするんですか?」と何度か聞かれた。

なんて下品な表現なんだ。他に聞くことがないのか。

「歳が20も離れていて恋愛するわけないじゃない」と答えているが、歳が離れていることが恋愛の障壁とならない若手芸人には届かないかもしれない。

大学内に、ぼく個人の恋愛という概念は持ち込んでいないが、友人たちの恋愛には興味がある。

東大に入って、「よし!恋愛するぞ」と意気込んでいてもなかなか成就しない友人たちの話を日々聞いている。

 

 

友人や後輩たちに伝えたいこと

東大に入って今までより出会いがある。サークル、アルバイト、授業。恋愛対象に人たちととたくさん出会う。東大に入ったことでモテると思っている人もいるかもしれない。

そりゃ、入らないよりはモテるよ。でも、もともとモテてないんだから、ちょっと魅力が増したところでたかがしれている。

だから、君たちはたくさん振られる。何度も何度も振られる。

これでもか、これでもかと振られる。

振られると言っても、告白して振られるわけじゃない。もっと手前でうまくいかないことも“振られる”として数えてほしい。

Instagramを交換してメッセージを送っても返ってこないとか、LINEを聞いて断られるとか、食事に誘って「2ヶ月後なら空いてる」と言われるとか、そういうのも振られたとみなしてください。

 

そうやって振られ続けることで、なんて自分はダメなやつなんだと思うかもしれない。自分には一生恋人ができない、恋愛なんて諦めて研究に生きるんだと絶望を学問で忘れようとするかもしれない。

そんなときは、ぼくの話を聞きにきてほしい。そして、どれほどぼくが振られているか聞いてほしい。そして、自分よりまだまだ下がいるんだ、自分なんてマシだと思って、元気になって帰ってほしい。

君たちはまだまだ大丈夫。諦めない気持ちがあれば、素敵な未来が待っている。

 

 

友人たちの恋愛①

夏休みの終わり頃、1ヶ月ぶりに仲の良い友人に会ったら、彼女ができていた。

「え?言ってなかったっけ?」ととぼけていた。

この野郎。会ってないんだから言う機会なんてなかっただろ。

ぼくは嬉しかった。感無量だ。幸せになってほしい。

 

彼は授業で出会った女の子に恋をして、連絡先を交換し、デートを重ねて恋人となった。

この1年半、彼はYouTubeで勉強して服を買ったり、メンズコーチの動画を見て習慣を変えたりしていた。それを知っていたので、彼の努力が実ったことも嬉しい。

彼の恋人は彼の友人が今まで彼に言わなかったような指摘をするだろう。

ああしてほしいとか、こうなってほしいとか言うだろう。

それは恋人の特権だ。

彼女の指摘によって、彼は行動をさらに変えるかもしれない。それが成長だ。

1ヶ月ぶりに会った彼は明らかに成長していて、より素敵な人間になっていた。

すぐに恋人の影響だと分かった。

彼の学ぶ姿勢や他人の意見を受け入れる柔軟な態度は、彼の成長を促すだろう。

他人の話を全然聞かないタイプの人間は、東大ではほとんど見かけない。

 

本記事では、東大生のいち若者としての一面を垣間見ることができる「恋愛事情」についてご紹介しました。
▶この記事の【後編】を読む▶もう一人、さんきゅう倉田さんの友人で、夏休みに恋人ができたというエピソードをお届けします。__▶▶▶▶▶

 

 

【編集部より】

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