
抗がん剤治療は回避。「このままじゃ終われない」と資格取得に挑んだ私の“これからを変える一歩”
日々が飛ぶように過ぎていくなか、自分のあり方に漠然と迷う40代50代。まるでトンネルのように横たわる五里霧中ですが、そんななか「ほんのちょっとしたトライ」で自分のあり方を捉えなおすには、「最初の一歩」に何をしてみればいいのでしょうか。体験談をご紹介します。
<<この記事の前編:52歳、「本当に私が?」がんの告知にパニック。それでも“今からできること”を考え始めた日
◾️ミサコさん
兵庫県在住、57歳。新卒から同じ会社に勤務。現在は人事部で社員のキャリア開発に携わる
【私を変える小さなトライ#31】後編
「転移はない」とわかり、ほっと一安心。抗がん剤は回避に
復職にあたっては、産業医との面談が必要でした。開腹手術をしましたし、短期間では傷もまだ癒えていません。産業医からは「せめて1カ月半は休んでください」と言われましたが、職場の環境はそれを許してくれません。
本当はもっと休養が必要だと思いましたが、「半年はテレワークで仕事する」「残業は禁止」という条件をつけて、復職しました。病理検査の結果を担当医に聞きに行くと、いつになくにこやかな表情で、「転移はない」ことを伝えてくれました。あれだけ脅されていたので、嬉しいやら、拍子抜けするやら……。抗がん剤を免れたのは、神様が「まだできることがある」と言ってくださっているような気がしました。
その頃、更年期もあり、寝汗がひどい症状も出ていましたが、「ホルモン剤を使うと、乳ガンの危険性が高まる」ということで、漢方薬と睡眠薬で様子見をしていました。
大病を克服して、「始めたこと」とは 次ページ
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 「猫背・巻き肩の54歳がびっくり」着るだけで理想的なS字姿勢が身につく話題のインナーウエアをご存じかしら
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?