「足クサおじさん」に注意されてブチ切れた私…これもADHDの特徴?と思ってしまった理由

図書館で起こった小さな出来事。ほんの些細なきっかけで「怒り」のスイッチが入ってしまう自分に、「もしかして私もADHDなのかも」と思いはじめました。娘との共通点、感情の切り替えの難しさ。後編では、「当事者の親」であった私が「もしかして自分も当事者かも?」とゆらぎ始めた心の内をお伝えします。

<<この記事の前編:「怒りを止められない私って…ADHD?」娘に言われてハッとした、“気づき”と“怖さ”とちょっとの覚悟

 

「怒りの扱い方」が難しい

怒りを抑えきれず、無意識のうちにキーボードを打つ手が早くなる(というより、ガチャガチャうるさくなる)。今思えば、あれは「怒り狂っていることをアピールしたい」という、無言の自己主張だったのかもしれない。

周囲にはほかにも人がいた。けれど、みんなイヤホンをつけており、もう一人は寝ていた。つまり、この“怒りのキーボード連打音”を聞いていたのは、あの“足クサおじさん”だけだったのだ。

 

さぁ……おじさんはどう出る?勝利したのは、果たしてどちらか?

……そんなおじさん、微動だにせず。

 

そうだよね。
そんなに足が臭くても気にならないくらいだもん。
完全に、私の負けです。

 

長男から見た私は「子ども同然」

この一部始終を子どもに話したところ、長男が一言。

「ねぇママ、やばいよ。大人でしょ、もっとさ……」

うん、わかってる。
自覚してるよ。

 

ニオイが気になったら、口で息をすればいいよね。もしくは、違う場所へ移ればいい。選択はイロイロあったはず。それなのに、ちょっと注意されたくらいで(しかも、私が悪い)、怒りがおさえきれないっていうのは、自分でも子どもだと思います。

 

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