ワイン旅なら「メルボルン」。レアな赤スパークリングも楽しめる
そのダイナミックな自然だけでなく、グルメでも奥が深いのがオーストラリア。
南半球では1月2月が真夏ですから、寒い日本が苦手な人にはぴったりの旅行先!
前回は、オーストラリアの南東部にあるメルボルンの街自体をご紹介しましたが、今回はメルボルン近郊にあるワイナリーを訪れます!
あのモエの経営するワイナリーです
ワインっていくら飲んでも、詳しくなれません。いつかちゃんと勉強したいと思っていますが、今回いくつか訪れたワイナリーは、すべてヤラバレーとよばれる、メルボルンの郊外にあるワイナリー。メルボルンの中心地から、車で約1時間弱くらい行くと、緑の丘陵地が広がり、ブドウ畑にワイナリーが点在しています。
オーストラリア全体でワイナリーは約800件(!)あるそうで、ここヤラバレーにも約70のワイナリーがあります。
そして1つ目がここ。あのフランスのモエ・エ・ド・シャンドン(以下モエ社)のワイナリー「ドメイン・シャンドン」です。
今やこのモエ社、なんと世界中にワイナリーを持ち、インドや中国にも拠点を構えて、ワインを生産しているのだそう。すごいですよね。それだけその国の人たちにも需要があるってことですよね。そんなグループのワイナリーの中でもオーストラリアのここは比較的古くからあるワイナリーだそうです。
ここでは、主にスパークリングのほか、白ワインなども醸造されていますが、赤のスパークリングが特に有名です。ちょっと甘いので好き嫌いがあるかもしれません。
家族で経営する3代目ワイナリー
続いて訪れたのは「デ・ボルトリ・ワイナリー&レストラン」。イタリア系移民の兄弟が開拓にやってきて、ワイナリーを開いたそうで、今は3代目の女性オーナーが経営しています。ヤラバレーを代表するワイナリーで日本にも輸出しています。
白や赤はもちろん、最近のおすすめはロゼだそう。ロゼって日本ではあまり見かけないですが、さっぱりとした口当たりのロゼは、飲みやすく普段ワインを飲まない人にも気軽にのんでもらえそうです。
ちなみにここのワインは、メルボルン空港の免税店でも取り扱いあります。
最近人気のシードルの専門レストランも!
最後に訪れたのは、最近人気だというシードルを作っているワイナリー「ナポレオン」。果樹園に併設して大きなレストランがあり、そこでシードルを飲んだり、窯焼きのピザなどもいただけます。
シードルはりんごはもちろん、洋梨を原料にしたシードルもあります。
メルボルン市内のワインショップ事情
ワインを、買って帰りたい!という人は、メルボルン市内のワインショップがおすすめです。専門店では、試飲もできますし、オーストラリアに限らず、世界中のワインを取り扱っています。
ちょっと中心地から外れたところには、車で来る人が多いのか、倉庫的なワインショップも。オーストラリアのものを中心にこちらも各種取り扱いがあり、日本に持って帰るというときちんと梱包してくれます。
オーストラリアのワイン、日本でもよく見かけますが、こうやってオーストラリアのワイン事情をのぞくと、ますます身近に感じられます。
*次回もメルボルン! 次回はメルボルンのオーガニックコスメについて!
取材協力/
ビクトリア州政府観光局 http://jp.visitmelbourne.com/
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