男が思う「品格のあるメイクor下品なメイク」40代独女の境界線って?
メイクをするなら、品格を意識すると、大人の魅力が引き出されるコツにもなります。
他方、品格を出すつもりのメイクなのに、男性目線だと「コレって下品!」にしか見えていない残念現象があるのも実態。
実際問題として、女性のメイクに対し「品がある」「下品」などと、密かにジャッジをくだしている男性も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする時短美容家の私、並木まきが、男性たちが思う「品格のあるメイクor下品なメイク」の境界線に迫ります。
男が思う「40代女性の品格あるメイクor下品なメイク」の境界線1:色が多いor統一感がある
男性たちに話を聞いていて思うのは、彼らの目線で「上品」と感じているメイクには色の統一感がある一方で、多色づかい、つまりカラフルなメイクになっているケースほど「なんだか下品」と思われがちな点があります。
「いろんな色を使っているメイクは、とにかく派手なイメージ。
オレンジに赤、ピンクとかの明るい色だけでなく、ブルーとかグリーンとかいろんな色が使われていると、ごちゃごちゃした印象で下品だと思う」(45歳男性)
「ブルーの目元にピンクの口紅とか、緑っぽいまぶたにどす黒い赤の口紅とか、暖色系と寒色系が一緒になっているメイクって、個性的だなとは思うけど、品があるとは思えない」(43歳男性)
手っ取り早く“品格”を意識したメイクを目指す日には、同系色でまとめるようにすると、男性目線での「上品」を得やすいコツになります。
男が思う「40代女性の品格あるメイクor下品なメイク」の境界線2:唇のツヤor強いテリ感
男性目線だと、唇の仕上がりも品格に直結しがち。
「唇がテカテカしている大人の女性は、セックスアピールが強すぎて下品な感じがします。
口紅を塗った唇は、自然なツヤ程度のほうが、絶対に上品に見える」(44歳男性)
「うるおいを与えているのかもしれないけど、唇にテリがすごいオバサンはギラギラしたイメージで下品です。
個人的には、そんなメイクには“舌舐めずり”を想像しちゃうので、かなり苦手です」(45歳男性)
唇の“ツヤ”は品格につながっても、それが“テカリ”や“テリ”になってしまうと「下品」に舵が切られてしまうリスクが大。
今どきの品格メイクを狙うなら、グロスの重ね塗りよりも、口紅そのものにツヤ感があるものを手に取るとベターです。
男が思う「40代女性の品格あるメイクor下品なメイク」の境界線3:眉が自然or不自然
眉の印象は、顔全体を左右するほどのパワーをもつのは、もはや語るまでもないお話。
そして、そんな眉の仕上がりひとつでも、品格あるor下品の境界線になっています。
「眉が濃くてつり上がっている女性は、それだけで下品な印象を抱きます。
昔、悪口でよく、オールドミスって言葉を使ったじゃないですか。あんな感じのイメージですね」(49歳男性)
「眉毛が不自然な女性には、正直なところ品格を感じません。
人工的ってのもあるのかもだけど、それよりも、不自然な眉には清潔感を感じないんですよ。
40代女性で品があるなって思う人の眉は、ナチュラルに整えられている感じの眉だと思います」(46歳男性)
不自然な眉は、品格の有無だけでなく、男ウケが悪くなる典型でもあります。
不自然につり上がっている、あるいは下がっている……など、その仕上がりが人工的に見えるほど、下品な印象を強める要素にもなる可能性が。
ペンシルで強めに描き足すのではなく、パウダーやナチュラルな眉マスカラを使うなどして、ふわっと仕上げるのが品格メイクへの近道です。
ことさらにモテを狙うわけではなくとも、せっかくメイクをするならば「品がある!」と思われる仕上げを目指したいものです。
デイリーのなにげないメイクが「下品」イメージを招いていたら、かなりショック。
お心当たりがあったかたは、ぜひこの機会にアップデートを試みて損はなさそうです。