その紫外線、白髪や薄毛の原因かも!? 4月からは「守りケア」が大切
桜の便りははやかったのに、4月に入り寒さが戻ってきましたね。天候がくるくると変わり不安定な4月は、肌も荒れやすい時期。ということは、頭皮もトラブルが起きやすい季節です。
気温の上昇で頭皮も汗をかきやすくなり、ムレたりホコリなどよごれがつきやすくなっています。寒さが戻れば乾燥もするし、気温の変化によって頭皮もバランスを崩しがち。環境の変化によってストレスを感じれば頭皮にも影響が及びます。
そして、一番は紫外線!! 40年以上も生きているので、紫外線は1年中気をつけなくてはいけないお肌の敵と頭ではわかっているけれど……。冬のあいだ、顔はファンデーションで守っていても頭皮や髪は忘れがち。4月からぐんぐん上昇していく紫外線量に負けないよう、今からの対策が肌だけでなく髪を守る重要なミッションなのです。
紫外線は白髪のもと!?
肌が紫外線を浴びると日焼けをして黒くなりますよね。肌の表面だけなら、ターンオーバーではがれていきますが、肌の奥のほうではメラニンが過剰につくられてシミのもとができてしまいます。
紫外線で肌が黒くなるなら、髪も黒いままなのでは!?と単純に考えてしまいますが、ちょっと違うようです。
まず頭皮は肌と同じ皮膚なので焼けてしまいますが、髪の毛でおおわれているのである程度は守られています。気をつけたいのが髪を生み出す毛根部分。髪をつくる細胞・毛包細胞が紫外線ダメージを受け続けると抜け毛の原因になります。
髪の黒い色の元になっているのはメラニンです。もともと髪は白く、成長する段階でメラニン色素で黒く色づけされるのです。メラニンをどんどんつくるには紫外線がもってこいなのでは!? な~んて単純に考えてしまいますが、そんなうまい話はありません。
髪をつくる工場のなかにはメラニンをつくる色素細胞があります。そしてさらに色素細胞をつくる色素幹細胞があるのです。複雑ですね。はっきりとした原因はわかりませんが、黒い色をつくる細胞が減ってしまうことで白いまま成長して「白髪」となります。
加齢やストレスが原因とも言われていますが、色素幹細胞に与える紫外線の影響はそれほど大きくないという研究結果もあるそうです。とはいえ、少なからずダメージを受けているので、黒い色をつくり出す工場の生産性は落ちていきますよね。
健やかな髪をつくる土壌となる頭皮へのダメージだけでなく、髪そのものにも影響があります。パサつきゴワツキ、カラーの退色、切れ毛……。見た目も手触りも悪くなってしまいます。
今の髪の美しさを保つためと、薄毛や白髪に悩まされないためのケアとして4月からの紫外線対策が重要となるのです。
今すぐできる外出前のUVスプレーを習慣に
頭皮と髪の紫外線対策として手軽にはじめられるのがUVスプレー。ツヤ出しにもなるものが多いので、髪のパサつきが気になる40代にはもってこいのアイテムです。いくつかご紹介します。
髪を守りながらキレイをアップ
スキンケア発想のヘアケアブランド「スプリナージュ」の美容成分を配合したUVスプレー。SPF50+/PA++++なので、守りもしっかり。ベルガモットとラベンダーを軸にした天然精油の香りが心地いい。持ち運びしやすいコンパクトサイズなので、外出先でも手軽にUVケアができます。
●アリミノ/☎03-3363-8211
さわやかな使い心地でリフレッシュ
夏を快適に過ごすためのケアシリーズ「ハレマオ」は夏限定品。さわやかなハーブ&フルーツの香りと爽快感が特徴。SPF50/PA++++の高い守りと、ニオイ対策にも。
UVカットスプレーはカシス&ローズマリーの香りのほか、キウイ&スペアミント、ライム&ペパーミントがあります。
●デミコスメティクス お客様相談室/☎0120-68-7968
さらツヤのなめらか髪へ導く
髪をコーティングして紫外線をブロック。守りながら頭皮と髪のコンディションを整えてくれるヘアトリートメント。キメ細かいミストで軽やかな仕上がりに。SPF50+/PA++++
●アルビオン/☎0120-114-225
スタイリングしながらUVケアを
スプレーではありませんが、紫外線防止効果のあるバタータイプのスタイリング剤。バターですが、ふわっと軽いテクスチャー。軟毛でも束感がつくりやすい。
SPF10/PA+と数値は低めですが、室内で過ごすことが多いなら問題ありません。
●ビューティーエクスペリエンス/☎03-6757-7767
スプレーを使うときは、髪だけでなく分け目部分もお忘れなく!
■次に読まれているのは■
スポンサーリンク