更年期の入り口世代、まずどんな不調に悩んだ?
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オトナサローネでは「100人の更年期」というインタビュー連載を通じ、ごく普通の日々を送る40代、50代女性のリアルな体調と気持ちの変化を取材しています。
中でも目立つのは、特に40代の「……最近何だか不調だけど、もしかしてこれが更年期なの?」という戸惑い。まさか、まだでしょう?という葛藤を感じることもあります。
でもね、大丈夫。みんななるから。
44歳から症状が出始め、現在48歳でより強い不調に苦しむ筆者が、オトナサローネに寄せられた「意外な不調」と、更年期のチェックリスト、今からできる対策をまとめます。
気になる「閉経」の平均年齢と「更年期」とは?
日本人の閉経の平均は50.5歳で、その前後5年ほどを更年期と呼びます。45歳から55歳ごろはその人にとっての更年期であることが多く、この時期に治療が必要な症状がある場合を「更年期障害」と呼びます。
初潮を迎えた人ならば誰にでも訪れるのが閉経。ですから、更年期は誰もが通過するごくあたりまえの「時期」の一つに過ぎないのですが、周囲の大半が不調を抱え始める40代後半までの間は、女性同士でもなんとなく話題にしづらいようです。
なので、不調があっても更年期とは気づかず、ひっそりと悩む人も多数。老化のせいかな……とやりすごしたり、重い不調を我慢したまま長い間苦しむ人もいます。
私自身、対処し始めたのは46歳でしたが、今となってみると43歳くらいからの漫然とした不調はプレ更年期と呼ばれるホルモン由来のものだったのではと思うのです。もっと早く気づいていれば!もっと早く何かできて!もっとラクになれたのに……!
更年期の入り口世代、まずどんな不調に悩んだ?
という具合に、更年期症状が出る場合も、そのピークがいつ、どのくらいなのかは人それぞれ。40歳前後でいわゆる「プレ更年期」の症状が出る人もいれば、54歳で不調もないまま閉経を迎えた人もいます。では、閉経前後やそれ以前の「入口世代」で自覚がある人は、どんな不調から始まったのでしょう?
■顔の汗、湿疹
「首から上に大量の汗をかくようになりました。秋になっても首に巻く保冷剤が手放せず、ずいぶん長い猛暑だなと思っていたら、そのうち首を中心に全身に湿疹ができ始めました。年齢的に更年期障害とは診断しにくいようで、プレ更年期と言われています(42歳)」
■背中のゾクゾク、イライラ
「背中のゾクゾクが止まらず寝付けない日々。風邪の症状はないので放置していたけれど、半年経っても治らない。そういえば、ここ半年旦那さんが何してもいらつく! 出張でいなければいないでイライラ、帰ってきてもイライラ……(40歳)」
■老眼、肩こり、めまい、疲れやすさ
「ここ2年で老眼が急に進みました。肩こりと、眼精疲労もひどい。特に午前中はぐるぐるフラフラする回転性のめまいが強いけど、周囲がつらさを理解してくれない。日によっては重い鎧をかぶって歩くくらい身体が重くて、駅の階段を上がるのがしんどい!(45歳)」
この先、私たちはどうなっていくんですか?
いっぽう、すでに閉経を迎えた女性たちに、「この先どうなるか」を聞いてみると、「仲間が増えるし悩みも似てくる」「対策は早いほうがいい」との声が。
■周囲がみんな更年期になるから話しやすい
「職場にイライラしている人がいても、周囲が女性なら『まあ、更年期のせいだよね~』とお互い理解できます。同世代は全員戦友! でもみんな日没以降は鬱鬱としがちで暴言を吐きやすいので、メールを夜に書かないこと!(51歳)」
■イライラはあなたのせいではなく「ヤツ」のせい
「イライラも『これは本来の自分ではない。”ヤツ”(ホルモン)のせいだ』と自分で気づければ、コントロールできると思うんです。私は、洗面台のドアの内側とか、机の引き出しに『ヤツのせい』と貼っておいて、怒っている自分にハッと気づきたい(51歳)」
不調の「理由」がわかると安心する!
更年期ビギナーの「どうしてこんなに不調…?」な世代に共通するのが、
「自分の不調はどれもホルモンに関連しそうだな、自分はそういう世代なんだなと気づくと気持ちの整理がつく」
「同世代がどんな不調で悩んでいるかを知ると、自分がこの先何をすればいいのかがわかる」
という声。
よく「現状認識ができれば対策ができる。未来がわかれば女性は前に進める」と言いますが、その通りだなと実感します。
この「こころとからだ」の不調はもしかして…?と心あたりのある人は、以下のすぐできる11項目のチェックリストに答えてみてください。
更年期ビギナーがまず始めた対策は?
では、不調を経験した人たちは、まずどういう対策から始めたのでしょう?
「お昼をコンビニで買うとき、これまでなら忙しいからおにぎり2つでしたが、玄米おにぎりと野菜スティック、ヨーグルトのようにバランスを考えるように(48歳)」
などのプチ生活改善派のほか、
「漢方と、貧血対策のヘム鉄サプリを飲んでいます。私は漢方との相性も結構いいようで、これを機会にコツコツいろいろな対策をしていきたい(47歳)」
という積極対策派も。
より症状が強い人は婦人科を受診し、身体の状態にあった治療を受けるのがベターですが、その手前に「自分で、家でできること」もたくさんあります。
その一つが漢方などの生薬での対策です。
更年期症状は漢方や生薬がもっとも得意とする分野の一つ。筆者も45歳から3年以上生薬での対策を続けています。
生薬での対策は根気強く。でも、手軽さは重要!
漢方医学では「気」(エネルギー)「血」(血液とその働き)「水」(水分とその働き)の3つの構成要素のバランスが健康を左右するとしています。
例えば、イライラなら「気」、体が重だるいなら「血」、めまいなら「水」のバランスが悪くなっていると判断し、そこを漢方で補うという考え方です。
そして、その「気・血・水」がまんべんなく補われるよう、生薬とビタミンを配合しているのが「女性保健薬 命の母A」。約100年もの間、日本女性の更年期を支えてきた伝統の女性保健薬です。
ポイントは2つ。1つめは生薬の配合バランスのよさです。
三大婦人漢方薬として知られる「当帰芍薬散」、「桂枝茯苓丸」、「加味逍遙散」の主成分を中心に、13種類もの生薬が配合されています。エキスにはせず、そのままぎゅっと錠剤に詰め込んだ「生薬製剤」なのが特徴。自然の力を発揮するための工夫です。
もう1つ、女性の身体を考えた「ビタミン」などの配合も特徴です。ビタミンB1、B2、タウリン、カルシウム、葉酸など、11種類の成分が配合されています。
幅広い生薬と西洋薬、それぞれが効果を発揮し、めまい、のぼせ、動悸などの代表症状だけでなく、肩こりや頭痛、更年期神経症、肌荒れなど幅広い症状を同時に、幅広く穏やかに治してくれるのです。
「母親に、自覚症状があるなら飲んだほうがいいよとアドバイスされて、42歳のとき命の母Aを飲み始めました(45歳)」
「エキス製剤も試しましたが、私は苦くて飲めなかった。糖衣錠なら飲める!(47歳)」
など、「なんとなく不調」を感じた時点ですでに取り入れている人の声も。生薬での対策は毎日コツコツ続けることが重要なので、みんな「無理なくできる」ことを最重視していました。
そもそも更年期障害の治療は「完治」を目指すものではありません。私も医師に「ホルモン分泌は誰でも必ず減ってしまうものだから、その人に出る不調を和らげて、うまく軟着陸させるのが目的」と言われました。その方法は人によりけり、1つではなくたくさん手段があったほうがいいんです!
明治36年に「命の母」を開発した笹岡省三氏は、身体が弱かった母親のため、家事や農作業で厳しい生活を強いられた女性のため、「家族がみんな幸福な生活を送れるように、何とか役に立ちたい」との思いで開発したそうです。
「いまも ずっと 自分らしく 女性にこころとからだの健康を」
この願いが込められた「命の母A」だからこそ、私たちの暮らしに無理なく寄り添ってくれるのです。