【90秒筋膜リリース】仕事中のイライラは「頭を下げて」落ち着かせる
はじめまして。筋膜リリースヨガインストラクターの高木沙織です。
仕事中にイライラしたり、頭がパンパンになったりする。それはもう、「まさに頭に血が上ったような感じ」だとお悩みの働く女性は非常に多いです。そして、「怒りのままに部下を叱ってしまう」「頭がオーバーヒートして仕事効率が悪くなる」、などそこからまた別の悩みが派生……。
そうなる前に取ってもらいたいのが、次の頭を下げるポーズです。
頭を下にするとイライラがリリースされる
私たちは日常的に“頭が上”の姿勢で過ごすことがほとんどです。仕事中は特に、「姿勢を正さなくては」と背筋をピンと伸ばすことを意識する方が多いでしょう。
ですが、イライラ・モヤモヤが限界に達しそうだと感じたときは、その姿勢を崩してあえて頭を下に向けてみてください。それも、目を閉じて、頭に上った血を下げるといったイメージを持って。脳を休めることに加え、背骨周辺の緊張がほぐれて自律神経の調整に役立ちます。
では、オフィスでおこなうときはどのようなポーズを取ったらよいのでしょうか。
プロセス
(1)椅子に浅く座り、両手を重ねてデスクにのせる
※ デスクはやや低めのものだとよい
(2)その上に額を預け、背中を軽く丸めたら目を閉じて90秒間キープ
※ あごを軽く引いて首のうしろや肩のあたりまで伸びているのを感じながら
起きてくるときは、頭が最後になるようにゆっくりと。
時間に余裕がある方は、次の写真のように(2)の姿勢から腕を前に伸ばし、額をデスクにのせてさらに90秒間キープしてもよいでしょう。肩の力みがスーッと抜けやすくなります。
もし頭が下がらないようであれば、椅子に座った姿勢で目線を落とし、背中を軽く丸めた姿勢を取るのでもOK。つむじが下を向くような角度を意識してみてください。

交感神経が活発な状態から、副交感神経が優位な状態へと導いてイライラを静める役に立ってくれますよ。
「イライラしたら頭を下げる」、これなら簡単におこなえますよね。穏やかな気持ちを取り戻したいときに試してみてください。
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「ゲホゲホ、ゼーゼーが止まらない!」49歳で大人喘息を発症。吸入ステロイド薬で抑え込んでみたものの…【100人の更年期】
- 「その肥満、病気かも? つまり治療できるかも!」更年期世代が知っておきたい「肥満症」のリスクと「受診すべき」タイミング【医師に聞く】
- もし10代20代の子どもが「月経不順」で困っていたら。親ができる「意外な助言」とは【40代50代が向き合う更年期】
- 「閉経する年齢は遺伝しますか?」閉経年齢そのものの予測は難しくても、血液検査で「卵巣の状態」は判定できる!【40代50代が向き合う更年期】
- 肌年齢マイナス14歳美容のプロが選ぶ。巻き戻し美容を叶える2025年マイベストスキンケアコスメ<化粧水以降編>












