ブランドを始めるならどんな名前? 売れる名前4つのルール
もしあなたがお店やブランドを始めたいなら、どういう名前にしますか? 今もしあなたのしているビジネスがうまくいかないのは、ブランド名に一因があるのかもしれません。何を売るお店で、どういう名前にするかまでを考えてから、続きを開いてください。
空いた時間の趣味で月3万円副収入をゲットする連載、今回は「売れるブランド名のつけ方」です。
ルール1 日本人は英語までしか読めない
突然ですが、私たち日本人の脳裏には「横文字かっこいい!」という概念がまとわりついていませんか?
私が思うに、
日本語<英語<フランス語の順番でかっこいい
という図式が、今の日本人に焼き付いている気がします(私もです)。
ルール2 ハンドメイドショップのブランド名はわかりにくい
それを証明するのが、オーナーのこだわりが強い雑貨店や小物店、カフェの屋号です。フランス語、スペイン語、多くないですか? 個人店は好きにネーミングできるので、イメージ先行で店名をつけがちです。ですが、大手コーヒーショップなどはどうでしょう。分かりやすくよく考えたられたネーミングをしていませんか? 大手会社が多大な金額をつぎ込んで、リサーチして分析した結果の店名、もう一度頭に思い浮かべてください。
分かりにくい外国語の店名は、ブランドや商品のイメージに合わせてつけたものでしょうけど、一度考えてみてください。大体の日本人は英語までしか読めません。しかも中1英語くらいしか理解できない人もたくさんいます。なるべく間口を広げて商品をアピールしたいのであれば、日本語。もしくは誰もが知っている簡単な英単語で勝負するべきなのです。「pen」とか「apple」とか「coffee」とか「mini」とか、そのあたりの単語の組み合わせをオススメします。
スペイン語やフランス語は一度頭で変換しないといけないのでつけるだけ無駄です。間口を広げて売りまくりたいのであれば、お客様に余計な頭を使わせてはいけません。お客様の思考は、「商品を買うかどうか思案することだけ」に集中させてあげましょう。
ルール3 ブランド名かキーワードの組み合わせで考える
名前というのは人から呼ばれやすいものをつけるもの。出来るだけ多くの人に名前だけでどんなものを扱っているかイメージできるものにするべきです。
例えばパールアクセサリーを中心としたブランドなら「& pearl」や「sea shell」など海やパールをイメージさせるものを。和雑貨なら「WAMONO」「月の兎」など輪をイメージさせる名前を。赤ちゃん専用の布小物なら「baby shower」「ふわふわKIDS」など、商品を見なくても大体どんなものを扱っているか連想できる屋号であれば完璧です!
ルール4 発音のしやすさや読みやすさもポイント
名前を見てショップのイメージを連想させる方法で屋号を思いついたら、次は発音のしやすさもイメージしてみてください。いいと思ったものを人に勧めるときに。連鎖式で思い出せるもの、すぐ口にできるものにしておきましょう。そうすることで、タダで商品を人に伝えてもらう、貴重な「口コミ」というチャンスを逃さないですみます。
このように、わかりやすさや連想しやすさを念頭に置いて屋号を考え直してみてください。これだけでもお客様の間口が広がり、長い目で見れば、売り上げもUPするはずです。かっこよさよりもわかりやすさ、これがお客様第一に考えた商売の基本です。
ちなみに私は副業でハンドクラフト製品を制作販売しています。そんな私のブランド名は……ひみつです。あなたのビジネスセンスはいかがでしたか?
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