塗るだけで老け見え!「初夏のオバ顔」をつくりだす40代の3大NGリップ

季節の移ろいとともに、リップのトレンドも変化します。

他方、春から夏に変わる今の時期に季節感のない口紅を使ってしまうと、それだけで「オバ顔」「老け顔」などネガティブなイメージを加速させる引き金にも。

せっかくメイクをしているのに、口紅ひとつで「オバサン」な印象が強まるとなれば、残念の極みです。

「今使っている口紅でオバ見えしていたら……、イヤだわ」と感じた40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。

今回は、初夏の時期にオバ見えを加速させがちなオバ見えリップに迫ります。

 

トレンドでも気をつけて!40代がオバ見えしがちな初夏の口紅1:顔色をくすませるベージュ

 

気温が上がってきた時期には、ベージュ系の爽やかな口紅を手に取りたくなる女性も多い時期。

実際、赤やピンクなど発色が強い口紅に比べると、気品のある表情に見えやすい、便利な色みでもあります。

しかしベージュは、40代にとっては難しいカラーであるのも事実。

発色や質感によっては、沈んだ表情に見せたり不健康な印象を与えたりする要素にもなりえるのです。

今の時期、季節感のあるメイクを意識するなら、みずみずしさがカギ。顔色をくすませるベージュを塗るのは「ナチュラルメイク」であっても、避けたほうが確実です。

どうしてもベージュを使いたい日のメイクでは、血色感のない発色はさけ、多少、ピンクがかったベージュを選んだほうが、健康的に見えやすいと思います。

 

 

トレンドでも気をつけて!40代がオバ見えしがちな初夏の口紅2:秋冬に手に入れたブラウン

 

以前の記事『暑くなってきた今だから……!40代が気をつけたい3つの「オバ見えメイク」』でもご紹介しましたが、直近の秋冬には、今まで以上にブラウンのリップが当たり年でした。

そして、そのころに手に入れたブラウン系のリップが「まだ手もとに残っている」という40代女性も珍しくないことと思います。

ブラウンリップは、比較的どんなファッションにも合わせやすく、さらには40代の求める落ち着いたメイクを狙いやすいことから、一度使い始めるとハマる女性も多いカラー。

しかし、秋冬のブラウンを初夏につけてしまえば、どうしても「重すぎ」になるのは否めず、特に、こっくりとした秋冬トレンドの発色は、気温が上がった時期には季節外れな印象を強めがちです。

今の時期にブラウンを使うなら、秋冬よりシャイニーな輝きのある“夏のブラウン”を手にとるのが正解です。

 

 

トレンドでも気をつけて!40代がオバ見えしがちな初夏の口紅3:深みのあるローズ

 

この春夏も、ローズの口紅の人気は健在。

塗るだけで、女性らしいメイクに格上げしてくれるとともに、レディライクな表情を演出してくれるので、勝負日のスペシャルリップとして手もとに置いている40代女性も少なくないと思います。

ところが、ひと口に「ローズ」と言っても、その発色や質感はさまざま。特に深みのあるこってりとした発色のローズカラーは、40代女性を老けて見せてしまう定番。

落ち着きすぎている発色と、秋を連想するような深みのある色合いは、季節外れなイメージに加えて厚化粧的な“オバサン感”も出しやすいことから、40代には「難しい色」として心得て損はありません。

しっかりとした発色のローズは、顔色がパッと明るくなったような気がするので、つい手を伸ばしたくなるのですが、そのせいで「ケバい」なんて不名誉な印象を加速させるケースもあるのです。

初夏の今、ローズ系を手に取るならば、明るさのある発色ながら濃すぎない色みが鉄則です。

 

 

20代や30代のころならば「塗るだけでオバサン」なんて、まったく気にならなかったのも、確か。しかし40代となった今は、悲しいけれど「塗るだけで老け見え」な口紅は、確実に存在します。

季節感のない色や、ケバい印象を与えがちな色にほど、ご注意を。

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