「なぜ地方女子は東大を目指さないのか」X上で飛び交う議論。現役東大生が相手にしない理由は

東大生の間では話題にならない

女子枠について研究している人々もいて、海外での効果が紹介されたり分析されたりするのをXで見ることがある。そこでまた議論が起こる。

 

これもまた東大生の間ではほとんど話題にならない。東大には女子枠がないこともその理由のひとつだが、繊細な話題なので、よく調べずには語れないからだ。属性によってギャップがあることは問題だと思うし、問題だとされる。東大生が書いた『なぜ地方女子は東大を目指さないのか』(光文社)には地方の女子高校生が東大を受験しない理由を丁寧なリサーチと分析でまとめていて非常に興味深い。東大受験において地方は不利だと言われるし、さらに女子は家族の不同意やロールモデルの不存在が障壁となる。

 

また、日本に根付く、数学は男子、機械系は男子、物理は男子、理系は男子のようなステレオタイプが女子の理系進学を阻んでいる。そのような状況の中で、理系に女性を増やそうと思ったとき、最善ではないと分かっているけれど、短期で結果を出すために考えられたのが女子枠なのだろう。

 

深く調べていないので、女子枠が良いか悪いかは分からない。きっと良い部分も悪い部分もあるだろう。ただ、この話についてさまざまな分野の教授や大学院生がX上で議論をしているの見ると、感情的な印象を受ける。

 

感情的な人がデータを示して、自らの正しさを示し、他者の意見を受け入れない、寄り添わない姿勢を見たとき、この人の発言を鵜呑みにしてはいけないと強く感じる。かといって真偽を調べる時間もないので、真実に向かうことはない。

 

東大には不必要に感情的になる人がいないので、それが好きな人にとっては大変居心地が良く、おすすめです。プログラムや授業も素敵だけど、人がいいんだよね。

 

■編集部より
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