結婚をあきらめていた50歳独女が電撃婚!出会いは?相手は?詳しく聞いてみた【40代からのオトナ婚#1・前編】

2019.06.30 LOVE

はじめまして。絶賛婚活中のライターのミナト薫、45歳です。

 

40代も折り返し地点を迎え、そろそろ結婚をしたい!と思っている私。眠れぬ夜にうっかり「40代 結婚 可能性」と検索し、「40代で結婚できる人の確率は1%」などのキビシイ言葉を目にして、ますます眠れなくなったこともあります。

 

でも、皆さんご安心を!今、私たちオトナ独女に追い風が吹いているってご存知ですか?最近は40代や50代での婚活が当たり前。その結果、40代以降で結婚する女性が増えているんですって。

 

というわけで、この連載では40代以降で結婚した人=オトナ婚の経験者にインタビュー。

 

どこで彼と出会ったの?

 

彼はどんな人?

 

どうしたら結婚できたの?

 

などなど、気になるオトナ婚の実態に迫っていきます。

 

第一回目は30代後半で彼と破局。それ以来彼氏いない歴を更新し続け、「自分は結婚できないだろう」と覚悟をしたというエリカさんの登場です。

あなたのオトナ婚体験を聞かせてください!→こちらから

酔っていて覚えていない、初対面の日

エリカさんがご主人と出会ったのは、42歳。いったい、どこで知り合ったんですか?

 

「会社の先輩の行きつけの飲み屋です。夫もそこの常連客で、お互いに同業者だったので名刺交換をしたんです」

 

彼の第一印象は、まさかの「覚えていない!」。そのお店に行くまでに飲み屋を2軒ハシゴしていたエリカさん一行は、かなりお酒が入っていたそうです。

 

年齢より若くみえるエリカさんですが、共通の友人が開口一番「エリカさんと私は同い年で42歳なの~」とエリカさんの実年齢をリーク。

独女の年齢をバラすなんて、酔っぱらいってこれだからもう!!

 

対する彼は30歳。でも、一回りも違うエリカさんたちに対して堅苦しい敬語を使うこともなく、その場を楽しく盛り上げてくれたのだとか。

 

「楽しいお酒だったけど、彼と何を話したかはまるで覚えていなくて(笑)。彼にときめいたとか、男性として意識したということもなかったと思います。

そうしたら、数日後彼から『一緒に飲みに行きませんか』っていうメールが来たんです。正直、どんな顔の人かも思い出せず(笑)、待ち合わせをしてもわかるかなと心配したんですが…」

 

初めてのサシ飲みは、想像以上に楽しくて彼と意気投合。しかも…

 

「彼の発言が、私たちがつきあってる前提で進んで行くんです。『今度会う時は~』みたいな」

 

エリカさんも「私たちって、もう付き合っているの?」と錯覚するレベルだったとか。もしかして、あの飲みの席でチューくらいしちゃったのか?いや、そんなはずは無いと自問自答したそうです。

 

お店を出ると、当たり前のように彼から手をつながれたんだとか。キャー!

 

「3ヶ月付き合えればいいや!」と交際開始

彼から手をつながれた時の感想は?

 

「もしかして、私はこの人と付き合うの?まぁいいかと(笑)。彼のことはよく知らないけれど、とりあえず3ヶ月でもつきあったら、私の長かった『彼氏いない歴』がチャラになるなと考えました。とりあえずつきあっちゃえ!と思ったんです。ぶっちゃけ、もう相手を選べる年でもないし」

 

恋の駆け引き一切不要、楽しくお酒を飲むだけで彼ができちゃうなんて、恋愛に臆病な40代独女にとって理想的な展開じゃないですか♡

 

ハッ!でもちょっと待って! 彼、やけに女性慣れしていないですか?もしや、超肉食男子?

 

「そうなんです!出会ってから5日で交際したので、あとから色んな情報が入ってきたんです(笑)別れたと言っていた元カノとまだ会っていたり、例の飲み屋の常連客と付き合っているという噂も耳に入りました」

 

なんと、年下彼氏は「10代後半から、彼女がいなかった時期がない」というモテ男だったのです!

かたやエリカさんは彼氏いない歴5年超えの42歳。

 

付き合い始めた当初は、周囲から「お金目当てじゃないの」とか「あの人は女グセが悪い」など、色々と忠告をされたそうです。

 

「でも、私は彼に寄りかかったり、人に自慢したくて付き合ったわけではありません。自分には打ち込める仕事もあったし、それなりの収入もあった。

だから、自分の自信が無い部分を恋愛で補う必要を感じなくて。周囲の雑音も気になりませんでした」

彼の女性関係については「気になることは問いただしたけれど、過去の事までは聞かなかった。お互いいい大人なので、過去に何も無いほうがかえっておかしいですから」とエリカさん。

 

エリカさんの公式見解としては「ぐでんぐでんに酔っ払った私に彼が一目ぼれ」。

彼の公式見解は「適当に誘ってみたら、熟魚が釣れた」。

40代独女と30代モテ男の恋愛は、こうして進んでいきました。

 

年齢差を感じ無かったと言ったらウソになる

年齢より若くみえるエリカさんですが、彼は12歳年下。女性として気にならないわけがありません。

 

彼が体調不良で救急車で運ばれたとき、付き添いのエリカさんは病院のスタッフに「お母さん」と呼びかけられたとか。緊急事態とは言え、ちょっとショック…。後日彼からは「『彼女です』って言いたかったけど、具合が悪すぎて言えなかった。ゴメンね」と謝られたそうです。

 

30歳の男性のお母さんといえば、おそらく60歳前後。それは傷つく…。

 

「年下彼氏がいる=勝ち組なんて言う人もいるけれど、思いっきり負けてる(笑)。格闘技は体重で階級が分かれるけれど、恋愛には階級がない。なんで私、30歳の部で戦っているのと思ったこともあります」

 

他に年齢差を感じたことってありますか?

 

私はバブル世代で彼はロスジェネ世代。私は休日と言えば、映画とかドライブとか何か予定を入れるものだと思っていたら、彼に『休みの日は休むんだよ』って言われて驚きました。私にしてみれば、せっかく彼が出来たんだからあちこち出かけてフェイスブックにもアップしたいじゃないですか(笑)」

 

ちなみに「休む」とは、部屋でテレビを見たり、ゴロゴロすることを言うそう。年下男子との交際をお考えの皆さん、覚えておきたい情報です(笑)!

 

お互い結婚願望ナシの2人

「3ヶ月でも付き合えればいいや」という軽い気持ちでスタートした交際は思いのほか順調に続きました。

 

付き合って数年たったころからは、エリカさんのマンションでの半同居生活がスタート。その頃エリカさんは40代半ば。一緒に住むぐらいなら、結婚しようとは思わなかったんですか?

 

 

「彼はまったく結婚に興味がなく、私自身は『結婚しないと決めていた』ので、話題にも上がりませんでした」

 

えっ!?

エリカさんは、誰とも「結婚しない」と心に誓っていた?

いったいその理由は?

 

結婚願望がない独女を悲劇が襲う! 後編を読む>>

 

 

 

 

 

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