知らないと赤っ恥!「月極」の正しい読み方、知っていますか?
日常生活でごく当たり前のように見かける漢字。「いざ読み方を問われると自信がない」そんな漢字はありませんか?漢字にはさまざまな読み方がありますから、誰しも一度は漢字の読み間違えを経験したことがあるでしょう。でも読み間違えると、恥ずかしい思いをすることも・・・。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!
「月極」を正しく読めますか?
「月極駐車場」など、街中でよく見かける漢字。しかし駐車場などを契約していない限り、あまり読む機会はありません。そのため「なんて読むの?」と問われたときに「えっと・・・」と口ごもってしまう人もいるのではないでしょうか。
なお「げっきょく」ではありません!
正解はコチラです!
代表的な誤読漢字の1つ「月極」。正しい読み方は「つきぎめ」です。
「月極」の意味は、
1か月を単位として契約などをきめること
引用元:小学館 デジタル大辞泉
意味を知ると、この読み方にも合点がいくのではないでしょうか。
ただ・・・“契約などをきめること”なのであれば「月決(め)」のほうが適切なのでは?と考える人もいることでしょう。「極」という漢字を使うのは「国訓」と呼ばれる日本独自の読み方が影響しています。
「国訓」とは、
1 漢字に、その意味を表す日本の言葉を当てて読むこと。また、その読み。訓
2 漢字本来の意味と一致しない、日本独自の読み方。また、その読み引用元:小学館 デジタル大辞泉
のこと。
「極」という漢字がもつ本来の意味は「きわめる」。しかし日本人はこの漢字を「きめる、とりきめる」といった意味で使ってきました。「月極」の読み方は、この「国訓」に基づいています。
『常用漢字表』には、「極」の訓読みに「きめる」は掲載されていません。それでも「月極」は「つきぎめ」なのです。
漢字の読み方は時に複雑です。でも由来や読み方の歴史を知ると、面白いものでもあります。
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