「てんぷ」ではない!「貼付」の正しい読み方、知っていますか?
普段何気なく読んでいる漢字。でも、今まで正しいと思っていた読み方が間違っていた、なんてことも。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!
「貼付」の読み方、知っていますか?
「はりつけ」と読んでいる人、多いのではないでしょうか。実はその読み方、間違いです。
「はりつけ」と読む場合には、
- 貼り付け
- 張り付け
といった漢字が当たるため、「貼付=はりつけ」はNG!
また「てんぷ」と読む人もいるのではないでしょうか。間違いではないのですが、従来の読み方ではありません。「てんぷ」という読み方は「慣用読み」。
「慣用読み」とは、
正式な読み方以外によく用いられる読み方
引用元:三省堂 大辞林 第三版
正式な読み方ではないものの、一般に広く普及した読み方を指します。比較的新しい読み方とも言えますね。
では、正式な読み方ではなんと読むのでしょうか。
正解はコチラです!
「ちょうふ」です。
「貼付」の意味は
はりつけること
引用元:小学館 デジタル大辞泉
ただし「貼付画」は「はりつけが」と読みます。これもまた読み間違えてしまいそうですね・・・。
読み方の規則があるようでなく、ないようであるのが漢字の難しいところ。「はりつけ」と読んでしまったほうが意味が通じる場面もあるかもしれません。臨機応変に使い分けてみてはいかがでしょうか。
なお、慣用読みである「てんぷ」の同じ読みの「添付」。
「添付」と「貼付」の違いはわかりますか?
「添付」の意味は、
1 書類などに、付け添えること
2 民法上、所有者の異なる2個以上の物が結合した場合に、所有権の得喪を生じること引用元:小学館 デジタル大辞泉
とあります。
慣用読みでは「貼付」を「てんぷ」と読むこともできますが、「貼付」を正式な読み方で読めば、日常生活で「貼付」と「添付」を上手に使い分けることができるのではないでしょうか。
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