
「しんた」じゃない!「心太」の正しい読み方は?正解はよく食べるアレ
漢字には「え、そう読むの?!」と驚くような読み方がたくさんあります。漢字の音読み・訓読みとはまた違う読み方もあるので戸惑う人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!
今回ご紹介する漢字は、今の季節に食べたい「あの」食べ物です。
「心太」の正しい読み方、知っていますか?
「心」と「太」の読み方を参考に「こころふと」と読んだり、「心が太い」という漢字から「つよき」と読んだりする人も多いのではないでしょうか。
「心太」とは、
天草,大房,鬼草などの紅藻類から寒天質を熱湯で抽出し,冷却してゼリー状にしたもの。柱状に切り,ところてん突きに入れて棒状に押出し,食酢と青海苔を掛けて食べる。また,種々のシロップとともに菓子にも使われる
のこと。
正解はコチラです!
「ところてん」です。
「心太」という漢字を当てるようになった正確な由来は明らかになっていません。
しかし、煮出した天草が冷めて固まる様子に由来しているという説があります。天草はかつて「凝海藻(こるもは、こるも)」と呼ばれていました。「心」は「凝る」が転じたもので、「太」は太い海藻を表現。煮固まる天草を表すために「心太」と当てられた、という説です。
なお、「心太」の歴史は古く、遣唐使の時代に中国から伝わった食べ物なのだとか。そして当時は「心太」はそのまま「こころふと」と読まれていました。しかし室町時代に入ると、熟語の変則的な読み方「湯桶読み(漢字二語の上を訓、下を音として読む読み方)」により「こころてい」と呼ばれるように。
読み方の変化にも諸説ありますが、「こころふと」「こころてい」「こころてん」「ところてん」と徐々に読み方が変わっていき、江戸の書物には「心太(ところてん)」と記されています。
参考文献:心太(ところてん) 語源由来辞典
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 白髪染め迷子だったアラフィフ編集部員が体験。パサつく、色が抜ける・・・ホームカラーのイメージを覆す“クレイパック着想”の白髪染め 驚きの染まりとツヤのワケとは
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.9/@和乃食 ここから【オリーブオイル、サラダ油、菜種油】
- 「急に老けた!?」と悩む40代、50代必見! 編集部員がリアルに実践「毎日キレイを保つ」お手入れ法
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】