ケーキが2倍おいしくなる!甘いもの×ワインの黄金法則4
クリスマスと言えば、ローストチキン、ローストビーフ、そして最後のお楽しみはなんと言ってもクリスマスケーキ!
そこで今回は、ケーキに合わせるワインを選ぶコツをご紹介します。
ケーキにワイン?合わないんじゃない・・と思ったそこのあなた! 実は、ケーキにぴったりのワインがあるのですよ。
甘いものには甘いワインを合わせるべし
甘いケーキには甘いワインがぴったり!
甘口ワインを合わせることによってケーキの甘さを邪魔せず、ケーキとワインの甘さを最大限に堪能できる、似たもの同士を合わせるマリアージュ法です。
まず、大きなカテゴリーで分けて甘いワインの代表「デザートワイン」を選びましょう。
ケーキもデザートですものね。
デザートワインってどんなワイン?
デザートワインとは、ブドウの甘みをギュっと凝縮した甘口ワイン。
デザートワインは、いくつかの種類に分けられます。
代表的なデザートワインの種類は、
ズースレゼルヴ・・・ワインの最終的な糖度を上げるため、発酵前に果汁の一部を別に保存しておき、発酵後にその果汁をワインに戻したもの。
ストローワイン・・・甘口ワインを造るために、果実が凝縮して糖度が増すように干したブドウから造るワインのこと。
アイスワイン・・・凍結したブドウから搾汁すると濃縮された果汁が得られるため、氷結したブドウから造られるワインのこと。
貴腐ワイン・・・果実の水分を取り糖度のある果汁を得るために、貴腐菌(ボトリティス・シネレア)が付いたブドウから造られるワインのこと。
遅摘みワイン・・・完熟したブドウを収穫せず、そのまま樹に付けたままにしておき、干しブドウのようになりかけたブドウから造られるワインのこと。
酒精強化ワイン・・・醸造の途中でアルコールを添加し、アルコール度数を高めるとともに糖を残したワインのこと。
ブドウの自然な甘味・・・特別な技術は使わず、甘いブドウを使ってデザートワインを造ること。例えば、マスカット(モスカート)は他の品種と比べて糖度の高いブドウになります。
このようにブドウの収穫時期や、特別な菌が付着したブドウからできたもの、氷結したブドウからできたもの、または醸造方法の違いにより、様々なデザートワインができていきます。
さて、ケーキにもショートケーキ、チーズケーキ、フルーツタルト、チョコレートケーキなど様々な種類に分けられます。
では、これらをどうやって組み合わせていけばいいのでしょうか?
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