43歳、この湿疹は更年期?薄毛も始まって女性としてちょっと悲しい|100人の更年期#21
更年期と言うと、大体50歳前後から始まって60歳前後で終わると言うイメージでした。
私は今年43歳で、まだまだ毎月生理もある年代ですし、更年期障害のことは考えてもいませんでした。
ただ、10歳ぐらい年上の友人は首から上が暑い、体がだるいとの話をしていましたので、なんとなくもうすぐのかなと言う心づもりがありました。
【100人の更年期#21】
持病だったアトピー性皮膚炎。42歳で超悪化してしまい…
ある意味ヒトゴトだった更年期障害ですが、去年の秋ごろ、42歳から、ちょっと体調が悪くなってきました。
おそらくホットフラッシュであろう、首から上のほてりがひどく、体全体にと言うよりも首から上に大量の汗をかいて湿疹が治らないと言う事態が起きたのです。
もともとアトピー性皮膚炎の持病があったので、それが悪化したのかな、という認識でした。が、掻き壊したあとの残るアトピーとは違い、どちらかというとニキビのような湿疹ができ始めました。
今まで夏だけ背中の上の方に少しだけ出ていたのに、夏が終わっても治らず、全身に出始め、一時期は子どもと一緒に入浴するのも嫌でした。(今でも自分の体を直視することは怖くてできません…)
首から上のホットフラッシュがひどい!冬でも保冷剤が手放せない日々
それと同時期に、首から上のほてりがすごくなりました。夏が終わって体の湿疹が落ち着いたのに、首と顔に異様なまでの汗をかき、湿疹が出始めます。
その頃夫が転職活動を始め、半年後に東京への引っ越しをする話が出ました。てんやわんやと訳も分からず忙しく過ごしていました。
正直言うと、その忙しさにかまけて自分の体調に目を向ける暇がありませんでした。県内で一番評判の良い皮膚科に通ってステロイド治療をしてもなかなか治らず、それどころか悪化する一方。ほてりのほうも全くおさまりません。ほてりによく効くという漢方もなんのその。全く効き目がありませんでした。
もしかして、私はプレ更年期?疑いを持ち始めるも……
そのままなんだかんだで半年後の43歳の春に引っ越し。引っ越し当初は火照りも湿疹もひどかったのが、引っ越しが落ち着いて、夫の転職や子どもの入学、転校が落ち着いたタイミングで、少しずつ顔や首の湿疹がおさまってきました。
ストレスで悪化していたのかな?とも思いましたが、この頃に担当編集さんから「更年期の症状のひとつに湿疹もある」と言う話を聞きました。
婦人科に行ってみたほうがいい、そう思いはしたのですが、慌ただしくてタイミングを逃し、そうこうするうちに湿疹は少し治まりました。また、相性の良い皮膚科医が見つかったため、婦人科の受診はなんとなく先延ばしに。
がん検診でホルモンバランスが悪い事を指摘される
そんな時、乳がん検診で受診した病院で、私の腕と背中とお尻の湿疹を見て医師が驚愕。
今までの悪化の状況と、この10年間で10キロ以上体重が増えた話をしたら、「ホルモンの関係かもしれないから婦人科に行って診てもらった方がよい」と言われました。
知らなかったのですが、急激な体重の変化でホルモンバランスが崩れる可能性もあるんですね。
季節は冬に向かい、寒くなりつつありますが、今現在も湿疹がおさまることはなさそう。なので、この記事を書きながら、そろそろ婦人科に受診してみようと思っています。その後の状態はまた追記させていただきます!
それもショックだけれど、私は「43歳の若さで薄毛の危機」に落ち込んだ
それよりも私がショックを受けているのが「薄毛」です。
更年期のせいかどうかは定かではありませんが、汗をひどくかいたせいか、髪がどんどん薄くなり始めました。
少し前は毛髪の量が多くて悩んでいたのに、今は「どうハゲを隠すか」に頭を悩ます日々なんです。信じられない。
20代のころ、薄毛の中年女性を見て「こうはなりたくないし、ならないだろうな」と思っていたのですが、まさか自分がそうなるなんて……。
皮膚科医によると「一時的なものだからまた肌がよくなれば生えてくる」とのことですが、どうなることやら。薄毛の進行の途中あるあるのようで、髪質もパーマヘアに変化してしまい、夫からは「(山下)達郎さん」と言われています。
達郎さんはパーマヘアのイメージが強いので、個人的にはスーザン・ボイルさんが近いかなと思います。ちなみにその後に縮毛矯正をかけました。
一生懸命逆毛を立てて薄毛をごまかしていますが、正直、かなり切ない。しかも、自分が薄毛で悩んでいるということはまだ友人にも相談しにくい。もう少し年齢が上がると、ホットフラッシュや白髪は外から見てわかるから言いやすくなるそうですが、薄毛はどうなんでしょう。
更年期を疑ったらすぐ婦人科を受診して!
私はまだ更年期の症状に悩んでいる途中ですが、少しでもおかしいと思ったらすぐ婦人科受診をしたほうがいいと思います。先延ばしにし続けている私がいうのもなんですが……。
ただ、産婦人科はどこ行っても混んでいますし、そもそも婦人科というものが家の周囲にあまりなくて、なかなか足を運ぶ気にならないのも受診しにくい理由ですね。
そして相談をするなら女医さんがいる婦人科がいい!
となると本当に限られてしまって、またそういう人気のところは待ち時間も長いので、ますます足が遠のいてしまいます。こうして言い訳しても何もいいことがないと思うので、なるべく早く診断を受けようと思っています。この記事、結局は言い訳に終始していますね……。
プレ更年期、辛い時期は文明の利器を頼るのも一つの手
なんだか暗い話ばかりで読んでいてお辛くなったらすみません。私としてはこの事実を淡々と受け止めてはいるのですが(お風呂の鏡を見るのは辛いので目を背けていますが)きっと時期がくれば乗り越えられると思って、心構えはラク~にしているつもりです。
夏はかゆみのせいでイライラすることも多かったのですが。今はクーラーという文明の利器が存在しています。節電なんてなんのその! 私はホットフラッシュ対策で5月から11月くらいまではエアコン入れっぱなしで過ごしています。「寒けりゃ家族が服を着ればいい!私はこれ以上ぬげないから!」くらいの心持で、気温にたいしてはわがままに生きています。
ちなみに、エアコン代がエグイ! 月26000円とかかかりますが、背に腹は代えられません。そのかわり冬はエアコンなしで我慢します。
こうして、辛い部分は機械に頼ってこの時期を乗り越えたいと思います。あ、その前に婦人科受診しなくては!!!
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