2019年ベストバイ「私の暮らしを2ランク上げてくれた」3つのアイテムは
今年1年、「買ってよかった!」アイテムは何でしたか? オトナサローネでは2019年の「ベストバイ」を特集中。
美容の専門家によるベストコスメ編、編集部員やライター陣によるベストバイ編など、さまざまな「買ってよかったもの」をご紹介しています。
今回は編集部井一の「家での暮らしのレベルを2ランク上げてくれた」3つのベストバイ。
1・圧倒的時短、そしてツルツルの歯に「ブラウン オーラルB ジーニアスX」
私はこの10年以上、超音波で磨く電動歯ブラシを愛用していました。
そもそも電動は手磨きに比べて磨き効果が高いもの。じわじわと進行していた虫歯が、電動導入でピタリと止まったので、超音波歯ブラシそのものでも十分足りており、特に不満もありませんでした。
ですが、今年発売されたブラウン オーラルBの新作を勢いで手にしてみて、「この10年の間に起きていた進歩」を思い知りました。
「丸形の回転ブラシ」で歯が驚くほどツルツルに!
この「ブラウン オーラルB ジーニアスX」を使うきっかけは、オトナサローネで取材した歯科医の若林先生の解説。
先生いわく、「円形のロータリーブラシは、歯科医も歯のクリーニングに使用している。最も効率よく隅々まで汚れを落とす機構」とのこと。
実際使ってみると、これまでと同じ程度の時間でも明らかに歯がツルツルになってびっくりします。特に歯と歯ぐきのキワの部分の汚れがよく落ちているように思います。ツルツルの爽快な磨き上がりを毎日体験したくて毎日丁寧に磨くように。
電動歯ブラシは手磨きに比べて8倍汚れが落ちるというデータもあるとのことですが、言い換えれば1/8の時間で磨き終わり、圧倒的な時短と言えます。
AIのジャッジで磨き残しゼロのスッキリした口内に
もう1つのジーニアスXの特徴が、スマホの専用アプリと連動させた人工知能ブラッシング認知機能。本体のモーションセンサーと磨き方データをAIがマッチさせ、「磨き残し」をジャッジしてくれます。
といっても、方法は簡単。アプリを起動して歯ブラシをオンすれば自動的に「いま磨いている箇所」が検知され、十分に磨けたらスマホ表面に表示された歯がピカリと白く光って教えてくれます。
そう毎日アプリを起動してもいられないので、せいぜい週1回、週末に起動する程度なのですが、それでも手癖の雑な磨き方に戻っているところに効き、元の十分な磨き方にすぐ戻せます。磨き方診断の項目もあり、ダメ出しもしてもらえます。私は上から磨くから下が雑になるんですね。なので、次は下から磨こう、というようなジャッジができます。
コンパクトなブラシヘッドが登場するといいな…
おおむねパーフェクトな電動歯ブラシですが、難点が1つだけあります。これまで使っていた超音波歯ブラシには「コンパクトヘッド」がありました。が、ブラウン オーラルBはブラシがワンサイズ、ちょっと高さのある、大きめのブラシなのです。この歯ブラシを使ってはじめて、人間年をとると口が開きにくくなるのだなと気づきました。コンパクトヘッドが登場したらとても嬉しいなと思います。
ブラウン オーラルB ジーニアスX オープン価格(編集部調べ実勢価格/税込み3万2,200円)
2・生涯のベストバイを確信「洗える電気カーペット」
アマゾンのブラックフライデーで購入したばかりですが、買った初日に感動、そのまま毎日感動し続けているのがこの「洗える電気毛布」です。
これまでも冬場のベッドは電気敷き毛布を愛用してきたのですが、その買い替えのついでに「これもいいかも」になんとなしに買ってみたものです。
当初は床に敷いてホットカーペットとして使うつもりでいたのですが、届いてみたらそういうサイズ感ではなかった。通販にありがちな、「思ったんと違う」系です。
ですが、実際に使い始めると感動的にいい。なんでこれまで使ってなかったんだろう。
この縦長のサイズ、実はかなりすばらしい
本製品はご覧の通り、細長く、厚みのあるマットです。
ホットカーペットというよりは、滑り止めのついたカールマイヤー毛布です。
ホカペを検索していて出てきた商品で、この細長いタイプ、使い心地はどうなのかな?と若干疑問に思いながらも勢いで買ったのですが、使ってはじめて「ソファで寝る人にはこのサイズがベスト」と気づくことができました。
逆に言うと、人が寝たときの面積以上は、温める必要がなかったんですね。
いま正方形のホットカーペットをお使いの方も、もしかして次回はこのサイズを検討してもいいのかもしれません。
敷いたり、巻いたり、姿勢に応じて変えられる柔軟さがすごい
敷いて使う場合もあれば、くるまって使う場合もあり、座るのが1人か2人かでも使い方が変わります。寒ければ肩からかけ、ソファで2人並んでテレビを見るなら座面に敷き、寝るなら上に1枚毛布をかけてと、とりあえず置いておけばいちばんいい具合に温まれる。暖房のあり方が人の行動に沿ってくるのって、結構すごいことだと感じます。
裏には滑り止めもつき。ソファの上でもよじれない
本製品と近い使い心地であろう製品が、無印良品で品切れ続きの「羽織れる電気ひざ掛け」だと思います。無印製品はひざ掛けなので肩からかける前提ですが、本製品は裏に滑り止めがついています。これがまたよく仕事をする滑り止めで、ソファの上に置いていてもヨレずにずっとそのまま。上に寝てもズレないので、ソファ寝落ちが多い私にはありがたい限り。
洗える安心感ってすごい。肌触りもいい
実際に洗うかどうかは別として、リビングで使うと「食べ物をひっくり返す」「こぼす」現象は避けられません。でも、洗えるって思っていると安心感が違います。また、私は化繊が嫌いで、普段の服もウールか綿か麻なのですが、こうして敷いて使うなら化繊でも大丈夫なんだということに改めて気づきました。上にかける毛布は透湿性がないと暑くてたまらないのですが、本製品の肌触りは私も文句なし。
電源オフ機能もついていて、朝切り忘れて家を出ても大丈夫。消費電力も妥当で、エアコンをつけるほどでもない日中に大活躍。欠点が挙がらない本製品ですが、敢えていうならもう少し明るいオフホワイトがあってくれたらよかったかな…?
山善 洗えるどこでも電気カーペット YWC-182F(GY)E 180×80cm (編集部調べ実勢価格/税込み5,083円)
3・「確かな違い」を感じるヘアケア、エッセンシャル flat
私はそこそこの技術オタクなので、日本のメーカーの真摯な開発姿勢には日頃からいちいち感動しています。
今年唸ったいくつかのアイテムのうち、最大級だったのがこのシャンプーライン。「くせ、うねり毛を扱いやすくする」ラインです。
インバスアイテムだけでも髪に確かな変化がある!
加齢でモワっと膨らみがちなのに、もとがペタンコの薄髪な私。重いコンディショナーを使うと、モワっとしたままペタンコになり、ものすごく貧相です。なので、ボリューム抑え系のラインは向かないのかなと思っていましたが、逆逆。
むしろ従来のハリコシ系シャンプーで手ごたえのなかった人に試してほしい。
「髪の内部に浸透した成分が熱に反応して髪が扱いやすくなる」という説明でしたが、やっぱり技術の花王ですね、ベタつきや重さは全く感じず、ただ洗いっぱなしでも髪が「ちょうどいい具合」にまっすぐになるのです。
2タイプあるうちのオレンジ色キャップのほう、「モイスト&モイスト」を使っていますが、ひとつ結びにしているにも関わらず顔まわりにモワモワ出てくる毛が、シャンプー・トリートメントでだけで激減。
アウトバスの「流さないトリートメント」もまたすごい
写真左はしの白いボトル、「くせ・うねりときほぐしセラム」もありがたい。
オンした瞬間こそは見た目にもオイルを塗った感があるのですが、しばらくたつと「よくまとまったストレート」に変身。その後も水を吸着することなくサラサラとした状態でまとまり続けます。ペタンコ髪の私はほとんどの整髪剤でバーコードおじさん化するのですが、やっと開放されました。
このラインは本来はアイロンやドライヤーで乾かしたときにその機能が最大になるとのことですが、実は私は髪が薄いのでそのまま放置ドライ派。それでも十分まとまる仕上がりになりますから、毎日ドライヤーと格闘している人はぜったいに使ったほうがいいです!
花王 エッセンシャル フラット
くせ・うねりときほぐしセラム 120ml 1,200円+税(編集部調べ)
シャンプー(モイスト&モイスト/ボリュームダウン) 500ml 900円+税(編集部調べ)
コンディショナー(モイスト&モイスト/ボリュームダウン) 500ml 900円+税(編集部調べ)/花王
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