小泉今日子、2020年に「進退がかかる」これだけの不倫の代償
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
さて、今年はオリンピックイヤーに当たりますが、この人にとっては、違う意味で節目の年になるかもしれません。
不倫生活5年目は勝負の年かもしれない
女優・小泉今日子は2017年に俳優・豊原功補との不倫関係を公表し、大手事務所からの独立も発表しています。
不倫でも正直に言ってしまうなんて、キョンキョンかっこいい!という声もありましたが、やはりお不倫はお不倫。どこまで行っても、ほめられることではない。
小泉サンはすでに引き受けた女優業こそこなすものの、芸能活動を一時休止することになります。「2020年以降は弊社制作の舞台やイベントなどから、復帰できたらと考えております」と発表したのでした。
映画などに出演すれば、そのプロモーションのためにテレビに出たり、マスコミの前に立つ必要があるでしょう。視聴者からクレームが入るかもしれませんし、マスコミも遠慮ない質問を浴びせてくるかもしれない。
となると、ほとぼりをさますために活動しないというのは、現実的な方策と言えるでしょう。
二人の“デート”を最初にキャッチしたのは「フライデー」(講談社)で、2015年。つまり、5年前。そこから考えると、2020年というリミットはがぜん意味深に考えられてきます。
ケースバイケースなので一概には言えませんが、夫婦が長く別居していると、夫婦は破綻しているとみなされ、裁判で離婚が認められやすくなるそうです。過去のケースから考えると「別居5年」はひとつの目安になりえるそうです。
売れた芸能人が売れない時代を支えてくれた妻をポイ捨てして、芸能人と結婚することはよくあることです。
ミスチル・桜井和寿、GLAY・TERU、布袋寅泰、とんねるず・石橋貴明などがぱっと頭に思い浮かびますが、もう一つパターンがあります。それは妻が芸能人であっても、より売れている芸能人と不倫して結婚することもある。
「5年」が持つ意外と深い意味の背景は?
たとえば、歌手・沢田研二はザ・ピーナッツの伊藤エミさんと結婚しています。
姉さん女房で、伊藤さんも超売れっ子でしたから「伊藤エミさんの夫のジュリー」と言われていましたが、結婚後、ジュリーが音楽だけでなく、俳優としても名を成し、女優・田中裕子と不倫関係に陥ります。
二人が出会って5年後に伊藤さんとは離婚しますが、当時の慰謝料は18億1800万と超高額で話題になりました。松田聖子の現在の夫も、聖子と結婚する直前に妻子(妻は一般人女性)と別れています。
これらのケースから考えると、男性は女性芸能人と出会うと、恩義やかすがいを捨てて、そちらに乗り換えてしまう傾向があると言えるでしょう。
そのルールで言えば、豊原も離婚をして、小泉サンと結婚するはず。しかし、2018年の豊原本人の会見によると、妻に離婚の話をしていないそうです。そりゃ、離婚は成立しないはずだ。
オンナがオトコに「おごる」意味
不倫はいけないことですが、もしどうしても離婚したいと思うのなら、あるだけのおカネを払って、元の妻子に金銭的な不自由はさせないことが最後の誠意だと思うのです。
小泉サンとはつきあいたい、でも家庭も捨てたくない、もしくはカネを払いたくないというオトコのズルさが出ている会見だと私は思いました。
なんだったら義務教育の女子に「誠意のない典型的な例」として勉強材料として使ってほしいくらいです。国民的アイドルとして名を馳せた小泉サンがセカンド扱いされるとは、本当に驚くべきことではないでしょうか。
その小泉サン、最近週刊誌でとりあげられるとき、おカネにまつわる話題が多いのです。
たとえば、「女性自身」(光文社)の2019年8月20・27日合併号は、小泉サンと豊原の困窮を伝えています。
不倫を認めたことで、豊原も仕事がなくなり、現在の主な収入源は小泉サンの事務所から委託された演出料、出演料だそう。
「飲み物がなくなったなぁ」と豊原がつぶやけば、小泉さんは財布からお金を出し、「これで私の分も買ってきて」と言うそう。映画は金食い虫と言われますが、映画を作るために小泉サンは3億円ともいわれる都心のお気に入りの家を売却したそうです。
好きなオトコのためなら、家をも売る。小泉サンの鉄火肌を物語るエピソードですが、小泉サンとおカネと言うと、思い出すエピソードがあるのです。
小泉サンは40歳のときにKAT- TUN・亀梨和也との交際で話題を集めます。年齢差は20歳差。日本は女性の年齢にうるさい国ですから、自分の半分の年齢の、しかも伸び盛りのアイドルと交際する小泉サンは世の女性の尊敬を集めました。
亀梨と小泉サンは半同棲で、亀梨は小泉サンの愛車をひとりで乗り回しているところを写真週刊誌にキャッチされています。
年上らしく、甘やかしているのかと思いきや、女性誌の取材に対し、小泉サンは亀梨に対して「今日おごってよって言ったりする」と答えていました。
常識的に考えれば、40代で確固たる地位を築いていた小泉サンと亀梨では、小泉サンのほうが経済力は上でしょう。ですから、「おごって」というのは金銭的に頼りにしているという意味ではなく、甘えられる関係、もしくは上下のないフラットな関係であることを示したのではないでしょうか。
理解されない恋愛のルールとは?
創刊一周年記念号での「週刊文春WOMAN」(文藝春秋)で、小泉サンは内田也哉子さんと対談しています。二人のセリフが交互に書かれる対談ではなく、小泉サンと話したことを也哉子さんが拾い上げてまとめているのですが、小泉サンは不倫についてこう話したそうです。
「このことで、周りには何ひとつ良いことはなかった。人を深く傷つけてしまったのだから」
他人だけではなく、小泉サン自身の気持ちや芸能人としての看板も傷ついたと思います。「自由に恋愛を楽しむ大人の独身」から、「ずるずる不倫する女」になってしまったわけですから。
しかし、昭和・平成と違って、完璧な芸能人は好まれない時代です。傷が味になることはありますから、仮に豊原の略奪に失敗したとしたら、かえって女性から支持は高まるのではないでしょうか。
対談相手の也哉子さんのお母さんである樹木希林さんは、夫である内田裕也さんと結婚直後に別居しますが、終生別れることはありませんでした。
内田さんの生活の面倒を見つつ、内田さんが勝手に離婚届けを出したときは、届出が無効であるという裁判を起こし、勝訴しています。希林さんの担当弁護士は「別れてあげなよ」といったそうですが、それが「当時の常識」だったと思います。
人から理解されない恋愛を貫くとき、ルールがあるとしたら、それは自分の仕事が減らないことと、自分が楽しいかどうかに尽きるのではないでしょうか。
小泉サン、今の相手にお金を出すのは、うれしいですか? 相手におごってと言えますか?
やはり、2020年は小泉サンにとって、大きな節目の年になるような気がします。
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