バラの香りは「飲んで」楽しむ!ローズウォーターで体の中から香り美人に
いかにも女子力を上げてくれそうな、甘く気高いローズの香り。コスメ、ソープやシャンプー、アロマオイルやフレグランス…アラフォー女子なら、バラの香りのアイテムはいくつか持っていますよね。
でも、「飲む」ローズウォーターは未経験という人が多いのでは?女優やセラピストなど美容のプロが愛飲していると話題のローズウォーターについて、「そもそも、飲めるもの?」「一体どんな味?」「飲んだらイイコトがあるの?」などなど、気になる効果や使い方について聞いてみました。
飲んだら即効!ローズウォーターのスゴい力
ローズウォーターによって心身を救われた!という経験から、ヴァレデローズというブランドを立ち上げて製品を販売するまでに至った、ヴァレデローズ代表・新井美月さん。
新井さんは42才のとき、ストレスで心身を壊してしまい、そのときイラン人の友人からローズウォーターをもらって初めて飲んだそうです。
「飲んでみると、不思議な安心感に癒されました。睡眠導入剤を飲まないと眠れない日々でしたが、その夜はぐっすり眠れたことを覚えています」
翌日から、生活環境は変わっていないのに「気持ちが明るくなり、通院しても治らなかっためまいや偽怠感がなくなり、数日ですっかり元気になった」というから驚きです!
ローズウォーターは、紀元前、古代ペルシャの時代から化粧水として肌や髪に使うほか、神殿のお清め、料理など、人々の生活に欠かせないものだったそうですが、胃腸や肌のトラブル、傷や目を洗うなど、万能薬としても親しまれてきました。
女性ホルモンのバランスを整えるなどさまざまな効果があると言われていますが、近年の研究では、ストレスや緊張、汗の臭いや加齢臭を緩和する効果や、食欲を調節する、感情のバランスを整える、多幸感を与えるなどの作用もあることがわかってきたそうです。
なるほど、ただ、いい香りの水というわけではないんですね!
精油やアロマウォーターよりイイ理由とは?
ローズウォーターは、水に精油を加えた「アロマウォーター」とは、全く別もの。香り豊かな品種であるダマスクローズの花弁(花びら)と天然水を大釜に入れて蒸し、その水蒸気を冷やして集めた「芳香蒸留水」のことなのです。
精油より濃度が低いため禁忌がほとんどなく、逆に精油にはない水溶性の成分を含んでいます。つまり、精油とほぼ変わらない主成分を含みながらも安全性が高く、飲めることで、体内から吸収しやすく、精油以上の効果を期待できる作用もあるということ。特にヴァレデローズのローズウォーターのバラは無農薬、そして無添加。だから、飲んでもいいし、肌や髪に塗るのも安心なんですね。
どんなふうに飲めばいいの?
いよいよ、実際の飲み方について、新井さんに聞いてみました。
■ 150ccくらいの白湯かお水にキャップ半分を入れる。炭酸水もおすすめ
■ 紅茶やハーブティー、コーヒーにも
■ お酒と合わせる
■ スムージーに加える
ボトルをそのまんま飲むわけではなく、飲み物にちょこっと加える感覚みたいですね。
さっそく、ペットボトルのミネラルウォーターに、キャップ半分のローズウォーターをちょろりと加えて飲んでみると…
バラの幸せな香りがふんわり!味はほんのりまろやかで、うまみのようなほのかな甘みが感じられます。朝の目覚めにも、おやすみ前のリラックスにも、デート前の出撃準備にも(笑)合いそうなのが、不思議!
新井さん自身は、白湯か水に入れて飲むことが多く、朝晩は自宅で、昼はオフィスで、希釈した水分でいうと1日に1.5リットルくらいは飲んでいます。
「体調がよいのはもちろん、風邪やインフルエンザにもしばらくかかっていませんね。ローズウォーターを続けて飲むようになったら、ひどかった生理痛が軽くなったという女性スタッフもいます」
ローズウォーターが「ホルモンバランスをよくする」といわれているのは伊達じゃない、のかもしれませんね。
飲むだけじゃない!活用法まだまだ
ローズウォーターは飲むのはもちろん、お料理にも使えます。
■ ヨーグルトにスプーン1杯を入れる
■ 生クリームやアイシングに加えるなど、スイーツの香りづけに
…うーん、バラの香りで優雅な気持ちになれそう!
そして、もちろん肌や髪用の化粧水としても使えるわけですが、スプレー容器に入れ替えればこんな使い方も。
■ リフレッシュナーに
■ メイク直しに。余分な皮脂を抑えます
■ 頭皮に吹きかけて、地肌を元気に
■ 寝具に吹きかけて優雅な眠りを
■ パソコンの疲れ目にも
体の内側からも外側からも、天然のバラのさわやかな香りがただよいそうですね!
ヴァレデローズのバラへのこだわりとは?
新井さんは毎年バラ摘みの手伝いでイランの契約農家を訪れ、品質チェックもしています。街にはローズウォーターの専門店があり、ペットボトルで販売するなど、女性に限らず、男性も子どもも含めた生活の一部になっています。
バラの季節(5~6月)に手摘みし、すぐに蒸留して製造するのはどこも基本的に同じですが、メーカーによる蒸留濃度の違いのほか、同じ国であっても土壌の状態や風土の違いによって香りも味も全く違うといいます。現地では、好みで何種もローズウォーターを飲み分けている人もいるそうです。
「古くからローズウォーターの蒸留が行われてきたイランのシーラーズは、蒸留技術も高く、標高1500mの高地にはザクロス山脈からのミネラルたっぷりの雪解け水が流れ込み、品質の良いローズウォーターが生産されています。無農薬で栽培されたローズは力強く芳醇な香りで、飲むと独特の甘みがあり、幸福感を与えてくれます」
アラフォー女子に嬉しいことがいっぱいありそうなローズウォーター。
数千年前から咲き続けているバラのパワーがぎゅっと詰まったローズウォーターを飲んで、まとって、バラの香りのただよう女性になりたいですね。
ヴァレデローズ PREMIUM ROSE WATER(プレミアムローズウォーター) 60ml 1458円(税込)、500ml 6480円(税込)/ez-es エズエス
ヴァレデローズ オフィシャルサイト
オンラインショップにて、好評発売中。
スポンサーリンク