【クイズ】SUVって何の略だか言える?意外に知らない!
自動車のコマーシャルなどで耳にする「SUV」。「なんとなくごつそうな車だよね…」と思っていても、説明できる人は少ないようです。
「SUV」は何の略でしょう。
① Sports Uviversity Vehicle
② Sport Utility Vehicle
③ Suport Utility Vehicle
スポーツ用、オフロードで大活躍!
答えは「② Sport Utility Vehicle」です。
SUVはスポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略で、日本語では「スポーツ用多目的車」ですが、ほとんどの場合は訳さずに「SUV」と呼ばれます。
実はSUVは多様化が進んでおり、SUVの定義は各メーカーや消費者にゆだねられているものが多いようです。そこで、ここでは一般的なSUVについてご説明します。
典型的なSUVはックアップトラックの荷台に「シェル」と呼ばれる居住・荷室空間を作ったものです。そこから派生したものが、「クロスカントリー車」です。「クロスカントリー車」は地上高を高くするなど、本格オフロード(悪路)走行向けに設計された四輪駆動車を指します。また、これらの特徴を持ちつつも、セダンやコンパクトカーのボディを大きめ、高めに設計したした「クロスオーバーSUV」もあります。この3つが代表的ななSUVだと考えられます。
SUVはサイズによってもサイズによっても小さい順に「ミニSUV(サブコンパクトSUV)」「コンパクトSUV」「ミッドサイズSUV(北米のみ)」「フルサイズSUV」「エクステンド・レングスSUV(北米のみ)」に分けられますが、これにも明確な定義はありません。欧米でつくられたコンパクトサイズのものが、日本では普通サイズとみなされることもあります。
SUVはアメリカ発祥ですが、Sの「Sport」は、本来はピックアップトラックの荷台に作られたSport=娯楽(アウトドアスポーツなど)のための空間のことを指していました。また「ユーティリティ・ビークル(Utility_vehicle)」とは、乗用車に対して商用・軍用などの目的に沿って設計された自動車のことなのです。ですから、「多目的」は実は誤訳だとわかっていますが、「SUV」という言葉が浸透してしまったため、特に問題はないようです。
なお日本でのSUVブームは1980年代から90年代に起こりました。現代のように「若者の車離れ」が進むずっと前には、みんな車に興味をもっていたとわかります。景気の問題も大きいでしょう。
アウトドアや自動車の趣味がなければ、SUVに乗る機会はありません。けれども、一度は自然を駆け抜ける痛快さを感じてみたいもの。ただし、その時はぜひ安全運転でお願いします。
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