下半身太りは「骨盤」が原因! ゆがみを治す日常生活3つのコツ

日本人女性には下半身太りを気にしているかたが多いようです。パンツを買うときに試着したら、お尻がキツい、太ももがパンパンという経験があるかたも多いのではないでしょうか。

下半身太りは体脂肪のほか、骨盤のゆがみから来ていることも多いとか?  『骨盤のゆがみが治る100のコツ決定版』(主婦の友社)より、下半身太り解消になる日常生活のコツをご紹介します。

 

骨盤はなぜゆがむのか?

体のゆがみは、日常の小さなくせの蓄積や老化による筋力の衰えが原因で起きるものといいます。特に注意したいのは「骨盤のゆがみ」です。ちょうつがいの役目を果たしている骨盤がゆがむと、その上下につながる背骨、首、肩、腕、足などの骨に悪影響をおよぼし、全身のバランスが崩れます。骨盤がゆがむと、筋肉や関節に負担がかかり、肩こりなどの不快症状につながりやすくなります。

芝崎プロポーションクリニック院長の芝崎義夫先生によると、骨盤は人間の骨格の「かなめ」であるといいます。骨盤で唯一の関節である「仙腸関節」は強い圧力にとても弱く、持続的であったり強い力で押すと、ジョイント部が開いたりゆがんだりして、仙骨にかかるバランスが崩れます。このバランスの崩れが、体全体に影響してしまうのです。

 

骨盤ゆがみの原因チェック

次に、芝崎義夫先生慣習による、「骨盤をゆがめる6つの原因」についてチェックしてみましょう。

 

□間違った座り方・・・足を組む、横ずわりなど

□間違った靴えらびと歩き方・・・足に合わない靴をはくなど

□運動不足

□間違った寝具選び・・・体が沈んで腰に負担がかかるふかふかの寝具を使うなど

□出産前後のケア

□老化

 

いかがでしたか?b慢性的に肩こりがひどく、日常生活で6つの内容についてあてはまることが多い方は、もしかすると骨盤がゆがんでいるのかもしれません。

次に、飯田橋内科歯科クリニック副院長の山田晶先生による、ゆがみを改善する生活のコツについてご紹介します。

 

1 バッグは左右の肩で均等に持つ

ショルダータイプのバッグは、つい片方の肩だけにかけがちです。両肩に交互にかけるようにしましょう。手提げかばんも両手で順番に持ち帰るとよいでしょう。

 

2 左右の歯で交互にガムをかむ

骨盤のゆがみからくる顔のゆがみが改善されるといいます。顎関節を動かすとリラックス効果も得られます。

 

3 座るときは膝をよせるエクササイズを

電車やオフィスで座っているときは、左右の膝頭の内側をくっつけるようによせます。骨盤を支える内転筋の力が強まって骨盤のゆがみが改善されて、O脚に改善にもつながります。

 

まだまだ寒い毎日です。パソコンを前にたまった仕事を片付けながら、または電車に座ったときなどに、骨盤のゆがみをチェック。下半身太りを解消するような日常習慣のコツを実践してみませんか?

 

参考資料・『骨盤のゆがみが治る100のコツ決定版』(主婦の友社)

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