絶品のひとり魚レシピで、私たち「いつもと同じ」を今日卒業します!
「焼く、煮る以外のレシピがどうもうまくいかなくて」「いつもワンパターン」という声も多い魚料理。そこで、超簡単とは言いませんが手間の割に見た目が華やかで、「これを知っているとイバれる……!」というレシピをセレクトしました。
隠し味に「みそ」!鮭としめじのクリーム煮
付け合わせをパンにするか、ごはんにするか、それとも粉ふき芋を作ろうか、いつも迷うクリーム煮。でも、このレシピならごはんで決まり! 隠し味のみそが、和洋どちらにもあう味にまとめてくれているんです。フライパンを洗うことなくそのまま手早く作れます。
■材料(1人分/368kcal/調理時間約15分)
生鮭…1切れ
しめじ…40g
グリーンアスパラガス…2本
にんにくのみじん切り …1/2かけ分
塩、こしょう…各少々
白ワイン…大さじ2
A 生クリーム…40ml、みそ…小さじ1/4、オリーブ油…小さじ1
■作り方
1・鮭に下味をつける
鮭は2つに切り、塩を振って10分ほどおく。鮭の水けをキッチンペーパーでふき、こしょうを振る。
2・野菜の下ごしらえをする
しめじは石づきを切り落とし、小房に分ける。アスパラガスは根元の皮をピーラーでむき、4㎝長さの斜め切りにする。Aはまぜておく。
3・いためる
フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったら鮭を並べて中火で両面を焼く。焼き色がついたら端に寄せ、アスパラガス、しめじの順に加えてさっといためる。
4・煮る
白ワインを加え、1分ほど煮てアルコール分がとんだらAを加えまぜ、ひと煮立ちしたら火を止める。(料理制作・スタイリング/宮沢史絵)
暑くてもさっぱり、たらと白菜のエスニックカレー煮
よくだしが出る上、味も入りやすい魚の代表、たら。いつものしょうゆ煮もおいしいですが、エスニック風の味つけもよくあいます。身が崩れやすいので、あまりさわらず入れた姿のまま蒸し煮にして仕上げてください。
■材料(1人分/215kcal/調理時間約15分)
甘塩たら…1切れ
白菜…180g
トマト…1/2個
にんにくのみじん切り…1/2かけ分
しょうがのみじん切り…1/2かけ分
こしょう…少々
A 酒…大さじ1/2 、カレールー(フレーク)…10g 、ナンプラー…小さじ1/2、サラ ダ油…小さじ1
■作り方
1・下ごしらえをする
たらはキッチンペーパーで水けをふき、こしょうを振る。白菜は一口大のざく切り
にする。トマトは8等分のくし形に切る。
2・蒸し煮にする
フライパンにサラダ油、にんにく、しょうがを入れて弱火で熱し、香りが立ったら白菜とトマトを広げて入れ、上にたらをのせる。Aを加えてふたをし、中火で8~10 分蒸し煮にする。
3・まぜる
ふたをはずしてさっとまぜ合わせ、器に盛って、あれば香菜を飾る。(料理制作・スタイリング/宮沢史絵)
焼き鮭を卒業!サーモンのバルサミコマリネ
自宅での揚げ物は面倒という人、あと始末のいらない揚げ焼きならいかがですか? 魚は肉ほどしっかり火を通さなくても大丈夫なので、大さじ1~2程度の油で焼くようにカリっとさせればじゅうぶん。ワインのおつまみにもおすすめです。
■材料(1人分/350kcal/調理時間約15分)
アトランティックサーモン…1切れ(100g)
パプリカ(赤・黄)…各1/8個(15g)
玉ねぎ…1/8個(25g)
塩、こしょう…各少々
かたくり粉…大さじ1/2
A しょ うゆ…大さじ1、 バルサミコ酢…大さじ1、 砂糖…大さじ1/2、
サラダ油…大さじ1~2
■作り方
1・下ごしらえをする
サーモンは食べやすい大きさに切り、塩、こしょうを振る。パプリカと玉ねぎは縦 に薄切りにする。
2・マリネ液を作る
ボウルにAを入れてまぜ、パプリカと玉ねぎを加えまぜてマリネ液を作る。
3・揚げ焼きにする
サーモンにかたくり粉をまぶす。フライパンにサラダ油を熱し、サーモンを並べ入 れて、片面2分ずつ中火でこんがりと焼く。
4・マリネ液につける
サーモンが熱いうちに2のボウルに加え、ざっくりとまぜて味をなじませる。器に
盛り、あればバジルの葉を飾る。 (料理制作・スタイリング/緑川鮎香)
どれも、ごはんのおかずにも、お酒のおつまみにもなるレシピです。ぜひ、レパートリーに加えてくださいね!
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