岩井志麻子 詐欺レベルな「メガ盛り写真」をのせる女たち

2017.03.14 LIFE

先日ある番組にゲストで来た、原宿系ショップのカリスマ店員。

私も含め、スタジオの出演者も観覧者もどよめいたのは、自撮りの画像と本人がかけ離れているどころか、まったく別人なことだった。

SNS上の彼女は、顔も体もバービー人形そのまんま。

でも我らの目の前に現れたのはすべてが丸っこくて小っちゃい、どこにでもいる普通の女の子だった。

 

なぜ、本人とかけ離れたSNS画像にするのか

オバサンとしては生気が感じられない人工的な画像の彼女より、愛嬌あって何もかも親しみやすい本人の方が可愛いと心底から思ったんだけど。

「ありのままの私の画像をHPなんかに出したら、店にお客さん来てくれません」

なるほど、第一の目的は店に買い物に来てもらうことか。

それは店員としては、正しい姿勢だわ。SNS上の自分は自分であって自分ではなく、広告と割り切っているのね。

てなことを、マスコミ媒体の方達に話したら、ある有名な芸能人A子の話になった。

 

画像では「メガ盛り」している芸能人

A子の画像の加工っぷり、修整のすごさは、前述のカリスマ店員の比ではない。

顔も人工美を炸裂させ、体も冗談のような十頭身にしてたりする。

テレビで見るA子もコロッと小さい日本人体型で可愛い顔も年相応になってきた。

一般人がその違いに気づかないはずはなく、ネットでもA子の修整画像とテレビや舞台などに出たときの実物との比較、検証は盛んに行われている。

 

形に残るものは美しい自分でいたい

「もちろんA子も、世間でいろいろいわれてるのも知ってますよ。でもグラビアやジャケットみたいに長く形として残るものは、美しい自分を刻印したいんですって」

作った容姿より芸能活動そのもので勝負する、となればプロ根性あっぱれだけど、美しく修整するのもプロ芸能人の仕事のうちといわれればそうだわ。

A子の場合はプロだからではなく、普通の女心を漂わせているのが人気と許しの理由かもしれない。

 

画像くらい盛らせてあげようよ

そういえば十五年も昔、ネットアイドルとやらを取材に行った。

今ほどじゃないにしても、画像修整していた。そしてCSで彼女らの番組ができたけど、瞬時に終わった。

画像と違うとかじゃなく、彼女達カメラの前ではほとんどしゃべれないの。中身までは盛れないのね。

じゃあ画像くらい盛らせてあげようよと、ありのままを出されて平気なオバサンは思う。

いや、オバサンはずるいから、テレビ向けに中身の方を盛ってるのよ。

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