「甘いものよりお酒」な人に贈りたい! 珠玉のショコラ3選
もうすぐバレンタインデーです。本命チョコ、義理チョコ、もう決めました? 巷は、魅力的なチョコレートであふれていますが、「バレンタインにチョコレートは贈りたいけれど、あの人、あまり甘いものが好きじゃないのよね~」という相手もいるのではないでしょうか。
今回は、そんな時に重宝するショコラを厳選しました。普段あまり甘いものをいただかない男性、「甘いものよりお酒だろ!」という男性にこそ、贈りたいショコラをご紹介します。もちろん、自分で楽しむのもあり、です!
シャンパーニュで仕上げた、リッチで繊細な「葉巻ショコラ」
1971年にオープンし、多くのセレブリティーに愛された伝説のレストラン「西洋膳所 JOHN KANAYA 麻布」。2002年に惜しまれながら閉店した、「和敬洋讃(和を敬い、洋を讃える)」の真髄を受け継ぐのが、ショコラトリー「JOHN KANAYA(ジョンカナヤ)」です。
その同店を象徴するアイテムが「葉巻ショコラ」です。こちらは、「西洋膳所 JOHN KANAYA 麻布」の創業者で、日本最古のリゾートホテルのひとつ「日光金谷ホテル」の創業者、金谷善一郎の孫にあたる、ジョン金谷鮮治氏が愛した葉巻を模したもの。包み紙につつまれた様子は葉巻そのものです(笑)。
あえて生クリームを使わず、赤ワインで仕上げた大人ガナッシュに、ミルキーなクーベルチュールチョコレートを薄く塗り、職人技で巻き上げています。葉巻の断面は渦状になっていて、薄く繊細なパリパリとしたショコラの食感がたまりません。
その「葉巻ショコラ」に、シャンパーニュバージョン「葉巻ショコラ シャンパーニュ」が登場しました。こちらは、鮮治氏が愛飲していたシャンパーニュ「ナポレオン」だけで仕上げた大人のガナッシュに、クーベルチュールチョコレートを塗って巻きあげました。オリジナルの「葉巻ショコラ」同様、断面は渦状になっていて、ミルフィーユの様な食感と「ナポレオン」の味わいを堪能しましょう。
また、バレンタインシーズン限定で、「ラグジュアリーボンボン」スペシャルアソートも登場中。ブランデー「ヘネシーX.O」と、独特のスモーキーな香りが特徴のアイラモルトウィスキー「アードベッグ」のほか、スペシャルアソート限定で、オレンジリキュールの最高峰「グランマルニエ」、マイルドで香り高いラム酒「ロンサカパ」、甘くて複雑なアロマを持つポートワイン「テイラー」のボンボンが楽しめます。
お酒との融合と風味を存分に活かしたショコラは、「JOHN KANAYA」が最も得意とするところ。お酒の魅力を最大限にいかしたチョコレートは、「甘いものよりも、酒だよな!」という男性の心もとかしそうです!
料金:葉巻ショコラ シャンパーニュ 3,300円(税別)、ラグジュアリーボンボン スペシャルアソート 2.300 円(5種各1粒入り、税別)
取り扱い店舗:JOHN KANAYA 恵比寿店、JOHN KANAYA東京スカイツリータウンソラマチ店、JOHN KANAYA オンラインショップ、 その他一部百貨店
・「ラグジュアリーボンボン スペシャルアソート」の販売は、2017年2月中旬まで
http://johnkanaya.jp/
主役は日本の冬の香り「柚子」! 老舗料亭が手がける和のチョコレート
「紫野和久傳(むらさきのわくでん)」は、あこがれの京都の老舗料亭「和久傳(わくでん)」が手がける菓子専門店です。絶対に外さない、大人の手土産の定番「れんこん菓子西湖」をはじめ、料亭の仕立てる炊きもの「和煮」や羊羹、おかきなど、老舗料亭のセンスが光る見目麗しい品々がずらり。贈り物を選ぶなら、ここに足を運べばまず間違いありません。
数年前、その紫野和久傳の丸の内店で、私が運命の出会い(笑)を果たしたのが、柚子の時期だけに発売される冬の限定商品「柚子チョコレイト 柚香(ゆうか)」。厳選した柚子の皮を上品な甘さのピールに仕上げ、チョコレートでコーティングしたもの。「柚香」の名の通り、柚子のさわやかで上品な香りがふんわりと広がります。
「さすが料亭!」と唸りたくなる重厚感のある箱の中には、薄紙に包まれたチョコレートが美しく入っていて、なんともエレガント。目上の人への贈り物にぴったりです。
ちょっぴりほろ苦い柚子のピールは、日本ならではの味覚。ふだん甘いものを食べない、ロマングレーの男性にプレゼントしたところ大絶賛。以来、彼への手土産はこればかりです(笑)。その紳士談、シングルモルトのウイスキーにも合うそうです。今度試してみよ~っと。
実際に食べてみたのですが、チョコレートと柚子がいい塩梅で共存。どちらかというと、柚子の存在感のほうが勝っているでしょうか。老舗料亭が自信をもって作りあげる「柚子チョコレイト 柚香」は、甘いものが苦手な男性や美味しいものを食べ慣れている男性にあえて贈りたい、とっておきのチョコレートです。で、つい自分の分も買ってしまうんですけれど。
料金:柚子チョコレイト 柚香 1,944円(50g) 、4,104円(110g)、いずれも税込
http://www.wakuden.jp/shop/?page_id=910
チョコレートに洋酒の美味しさを閉じ込めた、ウィーンの老舗が手がける新作に酔いしれる
約650年にもわたってヨーロッパに君臨してきた、ハプスブルク家に愛され、今なおウィーン市民を魅了し続けている、1786年創業の老舗菓子店「デメル」に、2017年のバレンタイン商品として、新たなチョコレートが仲間入りを果たしました。
リモンチェッロ、アマレット、アイリッシュクリーム、グランマルニエの4種類の洋酒のガナッシュをそれぞれチョコレートでコーティングした、「洋酒のトリュフ」です。お酒好きの心をわしづかみにすること間違いなしのこちらは、お客様の要望をかたちにしたものだとか。「これはいち早くいただかねば!」と早速、試してみたのですが、チョコレートに、それぞれの洋酒の美味しさを閉じ込めた、お酒好きには堪えられないアイテムに仕上がっています。これ、それぞれのお酒とともに、いただくのも楽しそう! 2つずつ入っているので2人で楽しく、あれやこれやいいながらいただくのもいいですね! ま、私はひとりで2個ずついただいて、それはそれで楽しいんですけど。個人的には、杏のリキュールの甘味とミルクチョコレートが織りなす、「アマレット」が好み。スイートな大人の時間という感じで、思わずにんまりです。イタリアを起源とするリキュール「リモンチェッロ」のショコラは上品な甘みがさわやかに口内に広がります。
洋酒のラベルをイメージしたパッケージもエレガントで、テンションがアップ! これ、食べ終わったら何に使おうかしら。あれ、なんだか全然、「誰かに贈る」感じではなく、自分で食べるための紹介になっていますが、酒好きの心をとらえる、おしゃれでおいしいショコラは、プレゼントにしてもきっと喜ばれるはずです!
料金:洋酒のトリュフ 2,592円(8粒入)、税込
販売場所:全国百貨店デメルショップ、全国百貨店バレンタイン特設会場など
http://www.demel.co.jp/
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