本当にいた!「命は金で買える」と思い込んでいる怖いお金持ちの話

こんにちは、さんきゅう倉田です。

ぼくは芸人をしています。芸人をする前は、国家公務員として働いていました。

そのときの退職金は18万円くらいだったと思います。芸人になって良かったことは、毎日が圧倒的にたのしいこと、良くなかったことはコロナの影響が大きいことです。

 

お金持ちはやっぱり「いいクルマ」に乗っています。

芸人だからか、ぼく自身の年齢のためか、日々、お金持ちと出会います。気が合えば、食事に出かけることもしばしば。そういうときに、お金持ちの車に乗ることがあります。

 

ぼくは、免許は持っているけれど、ずっと運転していないし、車種にも興味がありません。トヨタのカンバン方式やT型フォードがベルトコンベアの導入によって大量生産されたことは知っていますが、どのベンツが高くて、どのフェラーリが手に入りにくいのかわかりません。秋本治先生の『こち亀』に登場したので、フェラーリF40やフェラーリテスタロッサ、エンツォフェラーリは名前だけは知っています。

 

いらないけどとりあえず買っておく「スーパーカー」

ぼくの中で、スーパーカーといえば、消しゴムなんですが、一部のスーパーカーは、お金を出しても買えないそうです。継続的にその代理店などで車を購入していないと、新しい車種が販売されても、購入の機会を提供してもらえないと聞きました。だから、そのような車の中古価格は、新車の価格より上がるそうです。

 

知り合いのお金持ちは、数台持っているから置くところもないし、別に欲しくはないけれど、いつかのために一応買っておき、その後売却して雑所得を得ているとのことでした。

 

いっぽうで「目立たないために買う」クルマもある

また、知り合いの別のお金持ちは、メディア出演が多く、頻繁に顔を指されるので、「最も目立たない」と言われる車に乗っています(事情により、車種は伏せさせてください)。販売台数が多く、それなりに快適な車で、既婚者のその人が乗るにはちょうど良いそうです。

 

有名なだけでなく、クリーンな複数の収入源を持ち、人格も素晴らしいその人は、己の力を誇示するため、あるいは、異性から好意を抱かれるために高級車に乗るのではなく、「目立たない」という実益を重視して、その車に乗っています。

 

有名でない一般のお金持ちなら、自分の資産を示すために高級車を必要とするかもしれません。ここは、お金持ちの環境によって、判断が分かれるところだと思います。

 

でも、中にはちょっとどうかなというお金持ちもいる

ぼくは危ない運転をする人が苦手です。幸い、ぼくの周りにはそういう人はいませんが、車に不自然な改造を施したり、車内に人形をたくさんぶら下げたりする人は、乱暴な運転をするイメージがあります。

 

お金持ちは、事故のリスクを考えて常に安全運転。運転手を雇用し、全く運転をしない人もいます。しかし、知り合いのお金持ちの知人であるとんでもないお金持ちは、やや危険な運転をしていたそうです。

 

知人は、そのお金持ちが、自らが運転するタイプではない高級車の運転席に座ったところから、違和感を持っていたそうです。食事をするために、住宅街を走る長い車。お金持ちは、片道一車線の道で、強くアクセルを踏んでいました。

 

危険を感じた知人は、恐る恐る進言したそうです。

「ちょっと危ないですよ!人轢きますって!」

 

お金持ちは、フロントガラスから目を逸らさず言いました。

「大丈夫!責任取れるから!」

 

その日は何事もなく、無事に食事の場に辿り着くことができたそうです。

 

命はお金で償えると思い込んでいるお金持ちも、事実いる

誰だって、リスクを考えて生きています。そのお金持ちも、誰かを怪我させてしまったときのリスクを考えているでしょう。あるいは、事故を起こさないと過信している可能性もあります。

会ったことのないそのお金持ちに対して、何も思うところはありませんが、そのような考え方を持った運転者がいるということは、みなさんに知っておいてもらいたいと思いました。

人を轢いたら誰にも責任など取れません。しかし、みんなが安全運転を追求しているわけではなく、世の中には、「事故を起こしても構わない」と考える人がいるようなのです。

 

 

余裕のある人だけが「よいお金持ち」になれる

やっぱり、品格のない人になるのはイヤですね。

幸福な人生を歩むお金持ちには、いくつかの共通パターンがあります。

怒らない、鷹揚に構える、他人を否定しない、身繕いをきちんとしている。

そんな類型を抽出して、電子書籍を出版しました。

アマゾンのkindle unlimitedにも収録されているので、利用者なら実質無料で読めます。↓書影クリック

こちらから>>>『お金持ちがしない42のこと』(主婦の友社)

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