刻むだけ!使えすぎる「魔法の薬味」レシピでおつまみも朝ごはんも!しょうが、みょうが、大葉好き必見
とにかく簡単なのに何にでも使えて、料理が抜群においしくなる、魔法の薬味が登場しました! 薬味は料理に香りや彩りを添えるだけでなく、「食べる薬」といわれるほど不思議な力を持っています。でも、外で食べる食事に添えられる薬味はほんの少し。残念すぎます。そこで大プッシュするのが、どんな生活スタイルの人でもすぐにたっぷりとり入れられるこの「魔法のミックス薬味」なのです!
あふれる薬味欲!みょうが!大葉!しょうが!
今回ご紹介するレシピは、「やくみすと」平尾由希さんの著作、『みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・にんにくが主役の105レシピ 薬味の魔法』に掲載されたもの。みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・にんにく・山椒などのレシピが、なんと合計105品も! 薬味好きなら間違いなく、「週末どれを作ろうかな!」と迷いまくりです。「みょうがの麩チャンプルー」もヘルシーだし、「大葉いか納豆」は鉄板、「あさりりょうがごはん」もいいなあ……そして手が止まったのが、今回ご紹介する「魔法のミックス薬味」。あれ、これなら今晩作っておつまみにできる。しかも、明日の朝ごはん、夕ごはんも決まったのでは!
新ジャンル「スプラウト」もin
この「魔法のミックス薬味」のすばらしさは語り切れませんが、目をひくポイントは「スプラウト」を活用しているところ。ブロッコリースプラウト、クレソンスプラウト、マスタードスプラウトなど、最近は種類もいろいろ増えました。栄養学上も毎日たっぷり食べたい野菜ですから、このチャンスにぜひ使いこなしを習得してください。夜遅くて売り切れていた!そもそも近所の小さいスーパーで売っていない!という場合、比較的手に入りやすいかいわれ大根で作ってもOKです。
基本の「魔法のミックス薬味」
なんといっても便利な基本の「魔法のミックス薬味」です。今回は味噌へのアレンジ1つ、料理への応用を4つ抜粋しましたが、書籍には「これでもか」というくらいレシピがたっぷり載っていますから、ぜひチェックを。冷蔵庫で3日間保存できます。
■材料と下ごしらえ(作りやすい分量) 万能ねぎ(小口切り)……1束 大葉(千切り) 6枚 みょうが(小口切り)……3本 スプラウト野菜(1/2の長さに切る)……1パック(なければかいわれ大根1/2パック) しょうが(1㎝長さの千切り)……1片
■作り方
1 ボウルに氷水を入れ、下ごしらえした材料を全て入れて、5分さらす。
2 1をざるに上げて、水けを切り、キッチンペーパーを敷いた保存容器に入れる。
アレンジ「魔法のミックス薬味味噌」
前述のミックス薬味に味噌を加えるだけ!このまま味噌汁に使えるほか、味噌床、味噌炒めなど応用レンジも極めて広い万能調味料。冷蔵庫で5日間保存できます。
■材料と下ごしらえ(作りやすい分量) 魔法のミックス薬味……60g 合わせ味噌……大さじ10(170g) みりん……大さじ1
■作り方ミックス
魔法のミックス薬味と味噌、みりんを混ぜ合わせ、保存容器に入れる。
【使う1】ミックス薬味と鶏ハムのカナッペ
むしろ市販のハムよりこちらが好きという人も増えた、簡単にできる手作りハム。おいしいんですが、どうにも不愛想なルックスでした。でも、上に薬味をのせるだけで、すてきなおつまみに変身するんです!
■材料と下ごしらえ(10個分) ミックス薬味……30g 鶏むね肉(皮なし)……1枚 塩、こしょう……各少々 A<ドレッシング>ゆずこしょう……小さじ1、砂糖……小さじ1、しょうゆ、酢……各小さじ2
■作り方
1 ラップを広げ、軽く塩、こしょうした鶏むね肉を置き、くるくると棒状に丸めて、端を結ぶ。
2 厚手の鍋に湯を沸かし、1の鶏むね肉を入れてふたをし、火を止めて20分おく。
3 2の鶏むね肉を鍋からとり出してラップを除き、1㎝の厚さに切り、皿に盛りつけてAのドレッシングを表面に塗る。
4 3の上に、ミックス薬味をたっぷりのせて、上からドレッシングをかける。
【使う2】サーモンとミックス薬味のポキ
魔法のミックス薬味のすばらしい点は「包丁いらず」になるところ。サーモンのお徳用ぶつ切りを買えば、あとは切らずにこんな丼ができるんです。ごま油で風味とコクをプラス。まぐろや白身魚でも。
■材料と下ごしらえ(2人分) サーモン(刺身用さく)(2㎝角に切る)……150g 生わかめ(食べやすい大きさに切る)……100g ミックス薬味……30g Aレモン果汁……小さじ1、しょうゆ……小さじ2、にんにくすりおろし……小さじ1/4、ごま油……大さじ1 塩……少々 白いりごま……小さじ1
■作り方
1 ボウルにAを混ぜ合わせ、サーモン、生わかめ、ミックス薬味の順に加えて、あえる。
2 1に塩を加えて味をととのえ、白いりごまをふる。
【使う3・4】枝豆ミックス薬味ごはん&薬味味噌の味噌汁
作りおきにしたミックス薬味&ミックス薬味味噌を、こうして朝ごはんに活用することだってできるんです! もう1~2品プラスすればヘルシーな夕ごはんにも。見た目も華やかで美しく、食べておいしい、自分へのごほうびごはんです。
枝豆ミックス薬味ごはん。薬味の香りで、枝豆がより甘く、ふくよかな味に。
■材料と下ごしらえ(2人分) 枝豆(さやから出した状態。分量外の塩をふり、こすり合わせてうぶ毛を落とし、5分おいて塩をなじませる)……1カップ(160g) ミックス薬味……30g A(混ぜ合わせておく) ごま油……小さじ1/2、だししょうゆ……小さじ1、塩……少々 卵……2個 サラダ油……適量 温かいごはん……茶碗2膳分
■作り方
1 鍋に1/2カップ(分量外)の水とさやつきの枝豆を入れ、ふたをして、中火で5分蒸し煮する。あら熱がとれたらさやから出す。
2 フライパンに油を熱して卵を割り入れ、半熟に焼く。
3 ごはんに1の枝豆とミックス薬味、Aを混ぜ込み、塩で味をととのえ、皿に盛りつけ、2の目玉焼きを添える。
薬味味噌の味噌汁。薬味味噌でおいしさアップ!
■材料と下ごしらえ(2人分) 木綿豆腐(2㎝の角切りにする)……1/2丁(200g) だし……2カップ ミックス薬味味噌……大さじ1 <お好みで>ミックス薬味……適量
■作り方
1 鍋にだしを入れ、煮立ったら薬味味噌を溶く。
2 1のだしに豆腐を加え、煮立てないように気をつけて、中火で温める。
3 2をお椀に盛り、お好みでミックス薬味をのせる。
薬味好きなら絶対にこの夏ほしい1冊!
語りつくせないレベルで薬味への愛があふれる、この季節にぴったりのレシピ本です。入れるだけでいつものお料理がおいしく大変身! 薬味には殺菌、抗菌作用、食欲増進、整腸作用、美肌など驚きの効果がいっぱい!
『みょうが・大葉・しょうが・ねぎ・にんにくが主役の105レシピ 薬味の魔法』 著者:平尾由希:著 ジャンル:料理 発売日:2016/06/15 ISBN:9784074142859 判型・ページ数:B5・80ページ 定価:本体1,400円+税 ■ご注文はこちらから■ アマゾン(リンク) honto(リンク)
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