
「せんでん」ではありません!「喧伝」の読み方、知っていますか?
漢字には馴染みのある形に部首がついたものなど、よく似た形のものを多々見かけます。ただ、形はよく似ていても読み方が全く違うということもしばしば。そのため「この漢字によく似てるから、同じ読み方をするのでは?」と思い込んだ読み方が間違っている、なんていうことも…。
そこで本記事では、意外と読めない漢字クイズを出題します。
「喧伝」の読み方、知っていますか?
「喧伝」の読み方は?
「喧伝」の「喧」が、「宣伝(せんでん)」の「宣」に「口(くちへん)」がついた形をしていることから「『宣』と同じ読みなのでは?」と思った人もいるはず。しかし「喧伝」を「せんでん」と読むのは、残念ながら不正解です。
ちなみに「宣伝」は
1 商品の効能や主義・主張などに対する理解・賛同を求めて、広く伝え知らせること。
2 事実以上に、また、事実を曲げて言いふらすこと。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味し、「喧伝」は
盛んに言いはやして世間に広く知らせること。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
盛んに言いふらすこと。世間でやかましく言いたてること。
出典元:三省堂 大辞林第三版
を意味します。
正解は…
「けんでん」です。
「喧」は
- 音読み ケン
- 訓読み かまびす(しい)・やかま(しい)
と読みます。「宣」のように「セン」とは読みません。
「喧伝」は「宣」の読みにつられやすい言葉かもしれませんが、「喧」自体は「喧嘩(けんか)」や「喧騒(けんそう)」と見ると身近に感じられるのではないでしょうか。
そんな「喧」の読みで厄介なのが訓読み。がやがやと騒がしいさまなどを表す「喧しい(かまびすしい・やかましい)」はなかなかすぐには思い浮かばないものです…。
「宣伝」と「喧伝」
「宣伝」も「喧伝」も“広く知らせる”という点は共通していますが、「宣伝」はモノやコトに関する情報を広く人に知らせ、内容を理解してもらおうとするのに対し、「喧伝」は騒がしさややかましさを表す「喧」の字の通り、やかましく知らされた情報であり、人々に強烈なイメージを与える印象があります。
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