【クイズ】MRIって何の略だか言える?意外に知らない!クイズ3選
普段使っているけれど何の略なのかは知らない……。そんなアルファベットの略語を3つ集めました。
第1問:「MRI」は何の略でしょう。
筒の中から大きな磁場が発生して電波と共鳴させる装置
答えは「Magnetic Resonance Imaging」です。
「MRI」は「核磁気共鳴画像法」の英語「Magnetic Resonance Imaging」の略です。検査される人に高周波の磁場を与え、人体内の水素原子に共鳴現象を起こさせる際に発生する電波を受信コイルで取得、そうして得られた信号データを画像に構成するしくみです。水分量が多い脳や血管などの部位を診断するのに向いています。
MRI装置からは大きな磁場が発生しているので、磁場を乱すものを身につけていると画像が悪くなります。安全のためにも、身につけている磁性体がないかを検査前にチェックします。ペースメーカーなどもつけていてはいけません。
MRI 装置の架台の内部には強くて均一な磁場(静磁場)が常時発生。その強さはエレキバンのの10倍前後で10,000ガウスほど。寝台に乗って架台の中に入ると、強くて均一な静磁場が全身にかかります。MRIでは体内にある水素原子核から発生するごく弱い電波を受信して画像化するため、特に見たい部分に受信コイル、RFコイルと呼ばれる電波のアンテナを装着してから検査を開始。撮像が始まると装置から聞こえる「コンコン」という音は、必要な断層像を得るために加えられる微弱な磁場(傾斜磁場)によるもの。撮影中はずっと鳴り続けています
体内からの電波信号は、コンピュータによってデジタル画像に再構成され、病気の部分と正常の部分の水素原子核の動きの違いをコンピュータが画像の白黒として認識します。こうしてMRI検査の結果となる画像が生成されます。その他にも、また必要に応じて処理を加えれば診断に有益なデータが得られるのです。
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第2問:「PET」は何の略でしょう。
日本の飲料の歴史を変えました。
答えは「Polyethylene Terephthalate」です。
「PET」は「Polyethylene Terephthalate」の略。読みは「ポリエチレンテレフタラート」で、ポリエステルの一種です。
PETは飲料の容器などに多く用いられているペットボトルのほか、フィルムや磁気テープの基材、フリースのような衣料用の繊維などに用いられています。比較的熱に強く、生産量が多いため、ペットボトルを繊維にするような。リサイクルが普及しています。
PETにもいくつかの種類があり、耐熱温度の高い「結晶性ポリエチレンテレフタレート」は、加温用の飲料容器やレーザープリンター用のOHPシートなどに使われています。
ペットボトルの基礎技術は、アメリカのデュポン社が1967年ごろに確立しました。日本ではまず醤油の容器として採用され、1982年の食品衛生法の改正によって清涼飲料用の容器としての利用が可能に。1996年に500mlサイズの小容量のペットボトル入り緑茶飲料が登場すると、主要容器は缶からペットボトルに移行していきました。飲みかけでも蓋ができる便利さが消費者に受け入れられたためです。いまは普通に飲まれている冷たい緑茶飲料の普及は、ペットボトルがあったから実現したのです。
出典>>【クイズ】PETって何の略だか言える?意外に知らない!
第3問:「ATM」はなんの略でしょう。
現金を預けたり支払ったりを自動で行ってくれる機械です。
答えは「Automatic Teller Machine」です。
ATMは「Automatic Teller Machine」の略で、日本語では「現金自動預け払い機」といいます。「Automatic:自動」「Teller:銀行の金銭出納係、窓口係」「Machine:機械」を合わせた言葉です。
ATMはご存じの通り、紙幣、硬貨、通帳、磁気カード、ICカードの受入口、支払口を備え、金融機関、貸金業者などが提供するサービスを取引する万能な機械。
銀行や郵便局など預貯金を扱う場所に設置されているほか、多くの人が集う小売店や公共施設などにも置かれています。最近では駅の構内にもありますし、たいていのコンビニにもあるので24時間お金の引き出しが可能です。コンビニにでは自社で銀行を始めている企業もあります。
なお、現金の引出と残高照会だけを行う機器は、厳密には「現金自動支払い機(CD機、キャッシュディスペンサー)」と呼ばれるものですが、CD機を含めて「ATM」とよばれるのが一般的となっています。
ATMは入出金管理などを行う中継コンピューターを専用回線でつなぎ、その中継コンピューターを顧客の口座の動きをリアルタイムで登録する銀行の勘定システムとつなぐことで、現金の取り扱いが可能となっています。最近では、宝くじの購入、カードローンの申し込み、電子マネーのチャージなどもできるものも増えています。
これからもどんどん進化しそうなATM。キャッシュレス社会の進展とどのように共存していくのか、今後要注目です。
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