その年収1億円社長の「ざんねんすぎるトーク術」とは

さんきゅう倉田です。芸人をしています。

 

芸人の働き方も多様化していて、ぼくも、メディア出演以外に、税に関する講演やお金に関する執筆、イベント出演などの仕事をしています。ほぼ毎日ホームページに仕事の依頼が来ますが、その中で成約に至るのは、半分くらいでしょうか。

 

依頼の数が多いほど、より素敵な仕事のみを受けることができて、具合が良いです。

 

芸人とお金持ち、この蜜月の接点は「モテ」にあった?

売れている芸人の周りにも、売れていない芸人の周りにも、社長がたくさんいます。

 

別に社長が芸人に寄ってくるわけではなくて、芸人が社長をヨイショするから互いの距離が近くなっているだけですが、どんな芸人もひとりは社長を知っています。

 

先日、よしもとのとある同期のYou Tubeを見ていたら、「社長は全員切った」と言っていました。

 

デビューして、同期で最初に売れた彼は、お金持ちとの出会いも多かったのでしょう。しかし、社長は、自分が女の子にモテるための道具として彼を利用することが多かったようです。

 

きっと、事前の約束もなく、急な電話で呼び出して、まともに食事も供されない場所で「面白いことやって」などと言うのでしょう。

 

もちろん、社長が芸をさせてお金を払うことなどありません。それでいて、その場の飲食代を出してやったと考えて、限度を超えて恩を着せます。

 

お腹をすかせた貧しい若手芸人なら、それでも喜ぶでしょう。

 

ただ、自分で好きなものが食べられる芸人なら、雑な呼び出しや何時に帰れるかわからない不自由さ、著しくつまらない話に辟易して、社長と遊ばなくなります。

実録・1億円社長が芸人に言いがちなセリフはコレだ!

「もしもし、いまなにしてる?」

「もしもし、どこいる?」

「もしもし、六本木来て」

「飯行こう」(そういって、別の社長を接待させる)

「飲み行こう」(クラブに行く)

「なんか(面白いこと)やってや」

成り上がりの社長は、気遣いを実家に忘れたまま上京してきたので、上記のような雑な発言をよくします。みなさんの周りにそういう社長がいたら、気をつけてください。

 

1億円社長、大変ざんねんなトーク術の正体

社長といえば、テレビやSNSで活躍するベンチャー企業や上場企業の代表取締役をイメージする人も多いと思います。しかし、世の中には200万人以上の社長がいます。

 

ほとんどの社長が儲かっていませんが、儲かっている社長でも素晴らしいトークができるのは、そういう才能を持った人か、良いインプットとアウトプットを意識している人だけです。

 

従業員1000人未満の会社で、上下関係なしに話をする相手が少ない社長は、何度でも同じ自慢話を繰り返し、ファクトチェックをしていない情報を安易に流し、因果関係が不明確でも気にしません。

 

総じて、つまらない話をすると言えます。

 

それでも、同じ程度の社長同士であれば、女性も用いる「さしすせそ」を多用すれば、円滑な関係が築けるようです。

 

だから、若い人からするといっそうつまらない話ばかりをするようになります。

 

もしも「話がチョーつまんない社長」と出会ったら

働き方が多様化しているので、会社員でも上記のような社長と出会うかもしれません。フリーランスであれば、なおさらです。あなたが社長より若くて、フットワークが軽ければ、社長は遊びに誘ってくることもあるでしょう。

 

あなたは、タダでご飯が食べられる、仕事を得られると考えて、誘いに応じるでしょう。しかし、そんなことをしてもあなたの貴重な時間を浪費するだけだし、社長は仕事をくれません。

 

くれたとしても、あなたに敬意を払っていないので、相場を知らなければとても低い金額を提示してきます。自分は1億円稼いでいても、最低賃金が時給1000円くらいだから、それと比較して多く払えばよいだろうと考えます。

 

だから、社長と仲良くしても、良いことはありません。

 

仲良くするのなら、あなたの業種と関係のある会社の会社員にすべきです。なぜなら、会社員は、あなたに外注をしても、自分の資産が減らないからです。

 

一方で社長は、支払うお金は会社のお金で、それは自分のお金だと認識しています。

 

どちらがたくさん払ってくれるかは、火を見るより明らかです。

 

どのような角度で見ても、社長と仲良くする理由はありません。ぼくが唯一、社長と仲良くするのは、その人が社長でなくとも、友人として親しくしたいような素敵な人だった場合のみです。

 

みなさんも、社長と会ったら、その人が友人となるべき人かどうかを基準にすると良いと思います。

 

話のつまらない二流社長にならないためには

無礼なお金持ちは、カネの切れ目が縁の切れ目とばかりに、

何かあると周囲から人がいなくなります。

要するに、寂しい老後を送るわけです。

誰だって、いつまでも周囲に温かい人の輪があるお金持ちになりたいですよね。

そんなお金持ちにはいくつかの共通パターンがあります。

怒らない、鷹揚に構える、他人を否定しない、身繕いをきちんとしている、

必要な分野についての勉強をコツコツ続ける。

そんなお金持ちの類型を抽出して、電子書籍を出版しました。

アマゾンのkindle unlimitedにも収録されているので、利用者なら実質無料で読めます。↓書影クリック

こちらから>>>『お金持ちがしない42のこと』(主婦の友社)

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク