「ぎょうふく」ではありません。「業腹」の読み方、知っていますか?
たくさんの種類がある漢字の中には、さまざまな読みを持つものもあります。ただ、どの読み方も比較的均等に使われていたりすると、「この時は〇〇って読めばいいの?それとも△△?」と悩まされることがあります。
そこで本記事では、意外と読めない漢字クイズを出題します。
本記事でご紹介するのは「業腹」です。「業」も「腹」もさまざまな読み方がありますが、どれも日常生活で馴染み深い読み方ばかり。「業腹」の読み方、知っていますか?
「業腹」の読み方は?
「業」には「ごう」「ぎょう」「わざ」、「腹」は「はら」「ふく」などの読み方があります。よく間違えやすい読み方には「ぎょうふく」「ぎょうはら」「わざはら」などが挙げられます。しかし、これらは残念ながら不正解。
まずは正解を見てみましょう。
正解は…
「ごうはら」です。
「業腹」とは
非常に腹が立つこと。しゃくにさわること。また、そのさま。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「業腹」の語源は、仏教用語である「業火(ごうか)」から来ています。
「業火」は悪い行為によって身を滅ぼすことを火にたとえた言葉です。地獄で罪人が焼かれる炎を指す場合もあります。転じて、「激しい炎」を表す時にも用いられます。「業腹」はそんな「業火」が「腹」の中にある状態。怒りが爆発し、非常に腹が立っている様を表すようになりました。
そのため、ちょっとやそっとの怒りでは「業腹」という表現を使うことはできません。「ムカつく」程度の怒りを「業腹」と表現してしまうと大げさな表現になってしまいます。
とはいうものの、一番いいのは「業腹」という表現を使わずに済むことかもしれません。そこまで腹が立つほどの状況に身を置かないようにしたいところですね。
★これも読めるかな?
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