「くうじゃ」ではありません。「空者」の読み方、知っていますか?
漢字そのものは小中学校で習った記憶があっても、馴染みのない読み方に「え、これ、なんて読むの?」と戸惑うことがあります。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「空者」の読み方、知っていますか?
「空者」の読み方は?
「空」も「者」も日常生活で見かける機会の多い、親しみのある漢字です。ただ「空者」と書かれ、「…なんて読むの?」「どういう意味?」と戸惑ってしまった人は決して少なくないはず。
「空者」の意味は
不注意などでぼんやりしている者。また、おろか者。まぬけ。〇〇〇びと。
出典元:精選版 日本国語大辞典
です。
日常生活ではなく、歴史小説や時代劇などでよく見かける表現です。
正解は…
「うつけもの」です。
「空け(うつけ)」は
1 中のうつろなこと。から。からっぽ。
2 愚かなこと。ぼんやりしていること。また、そのような者。まぬけ。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味し、“ぼんやりする。中がからになる。”を意味する動詞「空ける(うつける)」が語源です。
「たわけ」の語源も面白い
時代劇などで「空者!」「この大うつけが!」などの台詞の他に「“たわけ”!」「この“たわけ”者が!」という台詞も聞いたことがあります。
この「たわけ」は“ふざける。ばかげたことをする。”を意味する「戯く(たわく)」が名詞になった言葉だとされています。
しかし「たわけ」にはこんな説も。「たわけ」は「田分け」と書き、自分の田畑を子供の数で分けてしまう様を指します。分けられた田畑は、孫、ひ孫と受け継がれていくうちに面積が狭くなります。収穫物が減ってしまうので、家系は衰退していきます。その愚かなさまを馬鹿にして、馬鹿者やふざけた者を「たわけ者」と呼ぶようになった…という説です。
とはいえ、現代で登場する頻度は少ないはずですが、「空者」も「たわけ者」も言われて嬉しい言葉ではないので、時代劇などの台詞で触れるぐらいに留めておきたいものです。
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