薬剤師がオススメ! つらい花粉症を乗りきる「3つの食材」

とうとう本格的にスタートした今年の春の花粉症。今年は、西日本は多めで東日本は例年並み、などと言われていますが、いずれにしても花粉症の人にとって今の時期は本当にツライもの。病院に行って薬を処方してもらったり、マスクや眼鏡をしたり、花粉ガード機能がついたウエアを着たり…。それでも目がかゆかったり、鼻水が出たり、頭がぼーっとしたり…。とにかくつらい花粉症の症状を和らげる食材があるとしたら? 今回はそんな食材をご紹介します。

 

 

納得?鼻詰まりには、にんにくを

強壮、強精作用のイメージが強いにんにくですが、実は身体をあたためて免疫力を高める作用もあります。さらには肺に働きかけて、気道の粘膜を強化する働きも。もちろん風邪による気管支炎やぜんそくの発作にもききますが、花粉症による鼻詰まりにも効果があります。

すりおろしたにんにくに、これまたすりおろしたしょうが、みじん切りにしたネギをそれぞれ100gずつ用意して熱湯1/2カップを加えていただきます。

にんにくは炒め物などにも手軽に使えるし、ちょっとくわえるだけで、その料理がぐっと味わい深くなる食材。特にこの季節は積極的に使いたいものです。

 

やっぱりこちらの食材も外せない!

中国では、古くから鼻詰まりはもちろん、せき、吐き気、食欲不振などをやわらげると言われてきたしょうが。もちろん鼻詰まりにも効果があります。さらに最近の研究ではしょうがは、にんにくやタマネギにも負けないほどの抗凝血作用があることもわかってきました。

 

しょうがは、このほかにも血中コレステロールを下げたり、血圧を下げることも解明されています。つまりこういった作用にとって、身体の新陳代謝を促すため、身体の機能全体を高めてくれるというわけです。このことは、身体の免疫力をあげることにもつながるので、花粉症の諸症状で弱った身体にも効果があるといえます。

薄切りにしたしょうが5切れに青じそ50gと水3カップを加えて煮詰めたものを1日2~3回にわけてのむのがおすすめです。

もちろん日々の料理に使うことで、毎日摂れればいうことはありません。

 

アレルギー性鼻炎にきく小松菜

 

花粉症の症状にもいろいろありますが、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりの症状が出る人は、身体がススギやヒノキ、イネ科といった花粉に反応してアレルギー性鼻炎をおこしています。このアレルギー性鼻炎に効果がありなのが小松菜です。

 

ざく切りにした小松菜300gと薄切り豚レバー80gと一緒にサラダ油大さじ2で炒め、塩コショウで味を調えます(これで4人前の分量)。からしじょうゆでいただくとさらに効果的です。

ほかの青菜にくらべて、あくがなくて食べやすいのも小松菜の特徴のひとつ。くせがないので、ほかの野菜やキノコとあわせやすいのも魅力です。ぜひこの時期は、青菜を選ぶなら小松菜がおすすめです。

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