腸は花粉症対策の肝心かなめ!4つの食品で花粉に打ち勝て!
今や、日本人の3~5人に1人が患う国民病となった花粉症。
マスクや薬など、症状を和らげるための対策は数多くありますが、体質を改善するには、腸内環境を整える必要があります。
花粉症を自分の力で治すために、『花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵』(主婦の友社)から症状改善のコツをご紹介しましょう。
腸は免疫機能の肝心かなめ
腸は「第二の脳」といわれるほど、多くの神経細胞と免疫系機能を持っています。腸の働きを正常にすることと、アレルギー症状を改善することには、大きな関わりがあります。
加工食品を取りすぎたり、ストレスをためていたりして、腸をイジメていませんか?
さっそく腸内環境チェック
では、ここであなたの腸内環境をチェックしてみましょう。
チェックの入った個数を合計し、「判定」で合計個数に該当する項目を見て、自分の腸の健康診断をしてみてください。
腸の環境チェック
- 便秘しやすい
- 下痢ぎみだ
- 便やおならがくさい
- 肌が荒れやすい
- 疲れがとれにくい
- かぜをひきやすい
- 和食より洋食が好き
- 野菜はあまり食べない
- 生活が不規則気ぎみだ
チェックが8個以上の人
腸が相当衰えています。アレルギー疾患をはじめ、なんらかの重大な病気にかかる可能性が高いでしょう。生活を見直して腸の若返りを今すぐはじめてください。
チェックが6~7個の人
腸の老化が進んでいます。毎日の快食快便と適度な運動を心がけて、腸をやさしくいたわることが必要でしょう。
チェックが3~5個の人
今のところは大丈夫ですが、気を抜くと、腸の老化は確実に進みます。生活習慣などに気をつかって悪玉菌を減らすようにしましょう。
チェックが2個以下の人
貴方の腸は健康そのものといっていいでしょう。今の生活習慣を続けていけば、ずっと腸の若さを保てます。
腸を助けるオススメ食品4つ
いかがでしたか?腸内環境を良好に保つには、腸の働きを助ける食品をとることが大切です。
ここでは、症状を予防する食品と食事のとり方をご紹介します。
- 偏らず、いろいろな食品をバランスよく食べる
- 免疫細胞を活性化させるため、タンパク質をしっかりとる
- 排便を促すために食物繊維を積極的にとる
以上の3点を基本の考えとして、さらに次の4つのものを加えていきます。
1.きのこ料理を1日1皿とる
きのこにはβ-グルカンといって免疫反応を正常にして、アレルギーを抑える成分が豊富に含まれています。
しいたけ、しめじ、なめこ、まいたけ、えのきだけ、エリンギなどきのこ料理を1日1皿とりたいものです。
2.海藻を主体に、ぬめり成分を持つ食品を多くとる
海藻などのぬめぬめした成分はフコイダンといい、腸内の細菌叢(さいきんそう)をキレイにして、腸内の免疫を高め、症状を抑える作用があります。
また、がん細胞に栄養を送る新生血管ができるのを抑え、がん細胞をいわば自滅に追い込む効果もあります。
3.活性酸素を取り除く効果の高い食品をとる
活性酸素は、体内の細胞を酸化させ、遺伝子を損傷させて病気や老化を促進する成分です。ビタミンE・C・B2、ミネラルを多く含む食品は、そのような活性酸素を取り除いてくれます。
にんにく、かき、さといも、ごぼう、れんこん、バジル、セージ、カモミールなどがオススメです。
4.発酵食品を積極的にとる
発酵食品には、アレルギー症状の原因となる細胞の活性を抑える効果があります。体全体の免疫バランスを整えるために、漬け物、納豆、ヨーグルトなど、さまざまな発酵食品を、意識して食べるようにしましょう。
花粉症改善の知恵とコツが満載!
『花粉症・アレルギーを自分で治す70の知恵』では、カンタンで効果的に4つの食品をとるレシピをたくさんご紹介しています。
一人でできる動作やツボ刺激なども掲載していますので、是非ご活用ください。
毎日無理せず花粉症を治したい!という方にオススメの一冊です。
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