河野景子、あの「なんとも微妙な再婚」に見えるオンナのご都合

2020.12.25 LOVE

元フジテレビアナウンサーというべきか、元横綱貴乃花夫人というべきか。

 

「週刊文春」(文藝春秋)が河野景子(以下、ケーコ)の映画プロデューサー、ジャッキー・ウー氏との再婚を報じました。

 

ケーコは今すぐ再婚ということはないと否定したものの、交際を認めています。「文春」はケーコが結婚していた4年前に、同じマンション内に別の部屋を借りていたと報じており、不倫のかほりがしないでもない。

 

しかし、え、まさかケーコが結婚?とびっくりするかというと、そんなことはありません。だって、ケーコって、現役感すごいんですもの。

 

不倫オンナを「モテない」と切り捨てたバブルの女王、河野景子

今年の1月、ワイドショーの世界では、俳優・東出昌大の不倫の話題でいっぱいでした。東出は元妻である杏とはおしどり夫婦として売っていましたし、イクメンのイメージもあった。

 

そんな人が不倫というだけで驚きですが、相手の女優・唐田えりかの“匂わせ”が強烈だった……。

 

共演した東出と頬よせて撮った写真をプリントアウトして仲間に配ったり、東出と似た男性のイラストにキスするような姿をSNSにアップしたりと「気づいてくれ」と言わんばかり。当然バッシングも過熱しました。

 

2月1日放送の「胸いっぱいサミット」(関西テレビ)にコメンテイターとして出演したケーコは感想を求められ、「彼女はまだ若いじゃないですか。恋愛経験もなくて、それがもう東出さんと恋愛していることで有頂天になってしまって」と分析。

 

ケーコと言えば、初婚の際、ワイドショーにチーママだ年増だとボコボコに叩かれた経験があります。自分が痛みを知るからこそ、弱いものいじめに加担しないんだなと思ったのですが。

 

「私ね、そもそも(唐田は)モテない女性だと思うんですよ。モテる人だったら、隠すじゃないですか」と結び、私は椅子からどたーんと転げ落ちたのでした。

 

 

私も商売柄、ワイドショーはよく見ますが、不倫した女性に対してのコメントというのは、①男もしくは女が悪い ②夫婦のことだからわからない ③心配です この3パターンのどれかです。そんな中、自分の子どもと大して変わらない娘にたいして「モテない」とは……。

 

しかし、逆に言うと、これはケーコの脳内では「恋をすること」「モテること」が高い割合をしめていると言えるのではないでしょうか。

 

さすが女子アナ、さすがバブル世代。

 

若い世代が恋愛をしないという話を聞いたことはあるでしょうが、この世代の女性が読む雑誌のテーマにはいまだにラブがあるのはご愛敬。いつまでも現役ですから、恋愛も再婚もするでしょう。

 

この「バエない相手」こそが景子に向くのではないか

お相手のジャッキー・ウー氏は「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演し、ケーコとのあれこれを語りました。ウー氏は映画だけでなく、痩身エステも経営しており、ケーコとはサロンで知り合い、ビジネスパートナーの立場を経て交際をはじめたと言います。

 

失礼ながらキレ者という感じはしませんし、面白いと思って言ったボケがすべっていたりしていました。二人は化粧品を共同開発していますが、ケーコは女子アナ界のレジェンドですから、名前を利用されたりしないかと思わないでもない。

 

でも、すごくいい相手なんじゃないかとも思うのです。

 

二人がデート中、ケーコが「一緒のお墓に入ろうよ」と言ったことから、ウー氏は結婚を意識したそう。「文春」には二人のテニスをしている写真が出ていましたが、ウー氏は「テニスは彼女のほうがうまい」と話しています。

 

過去のことを蒸し返してアレですが、貴乃花と結婚しているとき、ケーコが貴乃花より「上」だったり、ケーコ主導で物事を決めることは許されなかったことでしょう。

 

人前でも夫を「横綱」と呼び、貴乃花も「横綱としての品格」があるから、うかつなことを言えない。もし貴乃花が負ければケーコが叩かれるのが目に見えている(勝っても結構叩かれていた)だけに、気を抜く暇はなかったはずです。

 

女子アナになるような人は気が利くので、相手の思っていることがある程度読めるし、求められたようにふるまうことができると思います。ただし、「できる」ことと、自分が楽しいかは別です。

 

ウー氏が世界的な映画監督であったほうが、再婚相手としてはバエたかもしれません。しかし、それでは、自分を押し殺して尽くす貴乃花との結婚の二の舞になってしまいそうです。

 

特に「オトコに頼る必要もない」景子の日常とは

2021年1月7・14日号「女性セブン」(小学館)によると、ケーコの講演会は好評で、講演料の相場は1本60~100万、2019年は年間70~80本のオファーがあったそう。ケーコは会社を立ち上げて、ここでウー氏と共同開発した化粧品も扱っています。女社長として充実した日々をすごしているでしょうから、今更オトコにへいこらする必要はないでしょう。

 

「男性を立てる、ほめる、でしゃばらない」ことを日本の女性はすりこまれて育ちますが、これは逆に言うと、すべて男性が決めてリードするということでもあります。

 

しかし、実際は女性に決めてもらって、自分はついていくほうがラクでいいと思っている男性もいるのではないでしょうか。ケーコもあれこれオトコに命令するほうがあっている気がします。これは「気が強い」とか「調子に乗っている」とかいう問題ではなく、生まれつきの性格だと思います。

 

かといって、この二人がうまくいくとは思わないのです。私は、結婚しないか、しても離婚するんじゃないかと思います。

 

「ずっと恋をする」人は、ここが違う

春夏秋冬のように、恋愛のシーズンを四分割してみましょう。

 

①好きな人いない

②好きな人見つかる

③つきあう

④ダメになる

 

この4つは均等には割り切れないでしょう。ある人によっては①が、またある人にとっては③が長くなるのかもしれません。

 

しかし、ポイントはそこではなく「結局ダメになるんだったら恋愛したくない、疲れた」「またダメになったから、私は恋愛に向かない人間」と決めつけてしまうか(ありがちな考えですが、それは自責的思い込みというやつです)、それとも「ダメになったけど、楽しかったからよかった」と思うかではないでしょうか。

 

どちらがいいか悪いかという問題ではなく、後者の人はずっと恋をするのではないかと思います。基本的な体力も必要と言えるでしょう。

 

自分に合った生き方をするのが一番です。ケーコは80歳になっても、恋をしている気がします。

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