「そのお付き合い、ちょっと待って!」ストーカー気質男性の見抜き方4つ
今回は、深いお付き合いになったら危険な男性のうち「ストーカー気質」についてピックアップします。ストーカーとは好意が強すぎたり、好意が行きすぎて怨みのような感情になったりして、さまざまな行動を起こすこと。主につきまとい、執拗な連絡、待ち伏せや監視、家や職場への押しかけなど。深みにはまればはまるほど、行動はエスカレートしていきます。
できれば、深いお付き合いになる前に「ストーカー気質の可能性がある」男性を見抜いて警戒しておきたいもの。正直、付き合い始めは自分自身も浮かれているところがあるので注意を怠りがちですが、この先のためにと思って念頭に置いてください。
ストーカー気質1:頻繁に会いたがる、連絡が多い
お相手が自分に会いたがってくれるのは嬉しいことではありますが、お互いいい大人。仕事やお付き合いなど、どうしてもしばらく会えない事情があります。それを理解したうえで、会える範囲で無理なくデートを重ねていくのが大人の交際ですよね。
ところがストーカー気質の可能性がある男性は、こちらの事情に対する理解が浅く、会えないことで不機嫌になります。とにかく1日でも多く、1分でも長く会おうというのです。一瞬、そこまで強く想ってくれるなんて……と喜びそうになりますが、この感じがずっと続いていくとなると疲れを感じますね。
同時に、連絡頻度があまりにも多いのも警戒するポイントのひとつ。連絡まめな人はどちらかというと好まれる傾向にありますが、大人だったら相手のことも考えます。この時間はさすがにやめておこう、何通も連続するとうざいだろうな……といった感じですね。そこに注意が向かない、つまり相手の事情を考えず返事を急かして連投するタイプは、ちょっと交際相手への執着が強めな可能性があります。
ストーカー気質2:スケジュールを完全把握したがる
またしても大人の交際についての話になりますが、正直お相手のスケジュールは必要な部分だけ知っていればいいと思います。誠実さを伝えるのであれば、お誘いを断るときに「こういうスケジュールが先に入っている」と伝えるくらいで充分ではないでしょうか。特に、機密事項もありますからお相手の仕事については、お相手のほうから話してくれるまでは深く踏み込むべきではないものです。
そのあたりを理解しようとせず、とにかくすべてのスケジュールを知りたがるお相手には警戒が必要かもしれません。1から10まですべてのスケジュールを把握しなくても、相手を信じるのが大切ですよね。
ストーカー気質3:何にでも嫉妬する
この場合の「何にでも」とは、読んで字の如く本当に何にでもなんです。年齢の近い男性に対してならまあ理解はできますが、女友達からペット、応援している芸能人まですべてに嫉妬します。ペットをかまいすぎるあまりときどき「たまには一緒にテレビを観よう」と言われるくらいならかわいいものです。深い嫉妬は、攻撃性になります。
例えば、好きな芸能人を教えたら、昔のニュースやプロフィールのあら探しをして「こいつ、こんな奴だけど」とわざわざ伝えてくる。あろうことか大事なペットに「もう充分かわいがったんだから、実家にでも預けたら?」などと言う。よく食事する女友達の悪いところを探してけなす。こんなことをしはじめたら要注意です。これはかわいい嫉妬ではなく、危険な嫉妬の可能性があります。
ストーカー気質4:説教をする
まるで親代わりのように説教をする、というタイプのストーカー気質男性もいます。ちょっとした買い物をしただけで「こらっ、無駄遣いして!」と説教。そして彼自身の中で「これは自分が見守っていないとダメだ」という方向に持っていきます。
せっかく見守っていてあげたのに、そんなもの買って、そんな行動して……。説教が愛情と思い込んでいるので、細かいところまでかなり厳しく言ってきます。こうして徐々に、自分の保護下に置いていくのです。
これら4つの警戒ポイントをなるべく早いうちに発見し、お相手を見極める努力をするなり距離を置くなりして、自分自身を幸せな方向に導いてください。
なお余談ですが、筆者が自分自身で体験したストーカー気質男性さんは4番目の「説教タイプ」でした。お付き合いはしていない方だったのですが、よく顔を合わせていました。
当時筆者は、仕事先が固定ではなく毎回いろいろな場所に行っていたのですが、まさに「振り返ると彼がいる」状態でした。あらゆる現場で、いつのまにか物陰から見守っていたその方は、私がSNSでちょっとした買い物をしたと書くと説教。「こないだも似たもの買ったでしょ!」と。なお、それほど高い買い物ではありませんでした。
最終的には、ワタクシの扱い方のようなホームページを実名で作られました。誰が見るの? って感じのホームページですよね。いくらアクセスのないページとはいえ、さすがに説得して閉鎖してもらいましたが……。
ただこの彼も、ストーカー気質を除けば笑顔がかわいくて世話焼きの良い人だったと思います。最後は筆者が距離を置き始めたことを察して離れてくれたので、時折冷静になれる部分も持ち合わせていたのでしょう。今はどこかでこの気質と別離し、幸せになってくれていることを願うばかりです。
ですが……ストーカー気質を持っている可能性のある男性が、みな「ふと冷静になれる」要素を持っているとは限りません。どうかみなさん、自分の中にちょっとだけ警戒する心を持ってください。
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