眉は顔の額縁です。40代から見直したい「美眉4つの法則」

メイクのご相談を受けていると「眉毛の正しい描き方が分からないのですが」と言われることが一番多いです。「眉は顔の額縁」とも言われ、顔の印象を大きく左右するパーツであるにも関わらず、描き方を習ったことがない人が多いのが現実。

そこで今回は、きっちり押さえておきたい美眉の法則と、眉毛ケアについてご紹介します。

 

■眉山・眉頭・眉尻を基準としたベーシックな描き方

 

最もベーシックな描き方をまずご紹介します。

鏡に対し、真正面に向かい、自分の目もとをよく確認します。眉頭は目頭からまっすぐ上にあげたラインを基準にそのラインよりも外側にならないようにします。外側になる(眉頭が離れる)を間抜けな表情になりますので、気をつけてくださいね。眉山は目尻側の白目の上であればOK。眉尻は口角と目尻を繋いだ直線状にあればOK。一昔前は「小鼻の脇と目尻を繋いだ線上」と言われていましたが、最近は短め眉が流行っているので口角を基準にするのがお勧めです。

 

■大切なのは、“眉丘筋(びきゅうきん)”

 

皆さん、“眉丘筋(びきゅうきん)”って知っていますか?眉毛の上にちょっと盛り上がっている筋肉があると思うのですが、その部分を“眉丘筋”と呼びます。

眉毛を描く時に、眉山・眉頭・眉尻を意識して描くのは知っていると思いますが、今生えている自分の眉毛が基準になっている人が多いのも事実。でも、そのガイドとなる眉毛の整え方が間違えていると、バランスの悪い眉になってしまいます。

本来、眉毛は“眉丘筋”に沿って生えているものです。ですので、この“眉丘筋”の形を無視して眉毛を描くと、笑った時に眉だけ笑っていない、不自然な表情になってしまうことも。改めてご自分の顔を眺めて、“眉丘筋”の形を意識できるようにしてみてください。

 

■ちょっとひと手間で美眉になれる!

 

整った眉は印象力アップにつながります。メイクをする時に正面からしかメイクの状態を確認しない人が多いですが、絶対チェックしてもらいたいのが“横顔”です。正面だけでなく横からもチェックすると、左右の高さの違いや眉の長さの違いなどに気づくことができます。

朝メイクする時も、日中のお化粧直しの時も、できるだけ“横顔”も忘れずに。

 

■できるだけ自分の眉を残す努力を

 

眉は顔の印象を左右するため、毎年トレンドとなる形が異なります。しかし、細い眉が流行ったからと言って抜いてしまうのはNG。眉毛を抜いてしまうと生えてこなくなり太眉ブームがやってきたときに苦労します。また、眉にも立体感があった方が綺麗に見えますので、できるだけ自分の眉毛を残す努力をしましょう。

すっぴんの時に眉カットをする人が多いようですが、すっぴんだと眉カットし過ぎてしまう場合がありますので、理想の眉が描けた時に、アイブロウブラシで毛流れを整えてそれでも眉の形からはみ出てしまう部分だけカットするようにしてください。

 

今回は“美眉づくり”のコツをご紹介しました。眉を描くのが苦手…という方は、見本があると上達が早いので、自分の憧れの芸能人(顔型が近いとベター)の写真を切り抜いてその形を真似するようにトレーニングしてみてください。

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