40代のゲイが「高橋一生ブーム」を考察!だって妙に色っぽいんだもの
大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の後番組として、今年1月から放送開始。視聴率自体はそれほど伸びていないものの、セリフやストーリー展開の面白さ、伏線回収の丁寧さ、役者さんたちの演技の上手さ、エンディング映像&音楽のかっこよさなどが、ドラマ好きの視聴者から高く評価され、話題になっている『カルテット』(TBS系、火曜22時~)。みなさんはご覧になっているかしら。
久しぶりに何度も見返したくなるドラマ
かくいうアタシも、『カルテット』にハマりまくっている一人。毎クール、結構な数のドラマを観てるけど、ここまで興奮した作品は久しぶり。もしかしたら、2011年に放送された『それでも、生きていく』(『カルテット』と同じ、坂元裕二さん脚本)や、朝ドラの『カーネーション』以来かも。好きなドラマ、面白かったドラマはほかにもたくさんあるんだけど、何度も観返したくなる(し、実際、時間がないのに、つい見返しちゃってる)ドラマとなると、なかなかないのよね……。
空前の「高橋一生ブーム」
さて、そんな『カルテット』にメインキャスト4人のうちの一人として出演し、大ブレイク中なのが、高橋一生くん。今期は大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも重要な役で出演し(どちらも結構出番多いのに、スケジュールどうやって調整したのかしら)、ネットニュースには一生くん関連の記事が出まくり、ついには『anan』でヌードまで披露!
所属しているのは、あまりゴリ押しとかしなさそうな事務所だし、一生くんは10歳から俳優活動を始め、これまでおびただしい数の作品に出演してきたのに、36歳のいま、降ってわいたように訪れた、この空前の「一生ブーム」。きっと本人も、昔から支えてきたファンも、びっくりしているんじゃないかしら。
ちなみにアタシも、一生くんの顔や名前は、20年以上前からドラマや舞台で見て知っていて、彼に対しては「手堅いバイプレーヤー」的なイメージを抱いていたので、「人生ってほんと、何が起こるかわからないなァ」とか、勝手に思っているわ。
納得の「一生ブーム」
でもね……。この一生くん人気、わからなくもないのよね。だって、『カルテット』での一生くん、妙に色っぽいんですもの! 今の髪型はそれほど好みじゃないし、顔も1、2年前の、もう少しふっくらしてた頃の方が好きなんだけど(どうでもいい情報)、ふとした表情とか、ちょっとくたびれた雰囲気とか、ワイシャツの襟もとからのぞく鎖骨のあたりとかが、なんだかいやらしいの。
それに加えて、『カルテット』で一生くんが演じているのが、「こだわりが強くて、理屈っぽくて、器が小さくて、気が多そうなのに、純なところもある」というキャラクター。一生くんの演技がうまいせいか、この役がとにかくハマっていて、かわいらしささえ感じられるのよね。
そして『カルテット』が好きな女子って、こういう面倒くさい男が好きそう(偏見)。今回のブームは、いろんな要素が絶妙にマッチした結果、生まれたものかもしれないわね。
ただ一生くん本人も、なかなか手ごわそうなタイプだわ……。なんとなく、他人には踏み込ませない、自分だけの世界を持っているような気がするし、あの、ちょっとタレ気味な目とか、人あたりの良さとか、キャラクターのユニークさとかに惹かれて、うっかり惚れちゃったりすると、確実にやきもきし、振り回されることになりそう。
とかなんとか言いながら、アタシ、わかってるの。もし一生くんがそばにいて、優しい言葉の一つでもかけられたら、きっと即座に好きになるって(ババア、たやすい)。ああ、恋心って、本当に難儀だわ! ……ってアタシ、何一人で妄想して盛り上がってるんだか。
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