その洗顔では「オバサン化」! 洗顔で知るべきこと3つ
アラフォーに差し掛かってから、肌の乾燥が気になりだしたという方は増えていきます。このとき洗顔で勘違いしているのではないか、と気が付いていく方はあまり多くありません。しかし洗顔で肌を乾燥させている女性は多いのです。
乾燥で肌をオバサン化させないためにも、勘違いしていることを正していきましょう。洗顔の見直しでイヤーなオバサン肌を回避できるはずです。
洗顔が重要なのはわかっていても…
健やかな美肌をキープさせるために欠かせないのは、不要なものは取り去り、必要なものを補うことです。すると洗顔も重要なポイントになるということは、多くの方がご存知でしょう。顔を洗う爽快感だけではなく、その跡に行うステップの効果にも差が出ます。
また花粉のシーズンであれば、アレルギーの原因物質である花粉を洗い流すことは重要な課題です。また汚れが付着したままであったり、古い角質や皮脂が残ったままであったりでは、スキンケアで優秀な美容成分を与えてもゆきわたりにくくなってしまいます。
このように洗顔は肌を健やかに美しくさせるためには欠かせないステップです。しかしながらアラフォー以降になっていれば、洗顔を見直す必要も出てきます。肌は乾燥しやすくなりますし、失われていく肌のうるおいを守ることが大きな課題になるからです。
10代20代の肌のように洗えば洗うほどツヤが出るといった肌ではなくなっているのがアラフォー以降の肌。洗顔の役割である「洗い流す」ことで、失いたくないうるおいも洗い流されてしまうことがあるのです。それがアラフォー肌の乾燥の原因の一つでもあります。
過剰な洗顔で肌は緊急事態!
確かに洗顔は心地よさを与えてくれるというメリットを持っています。しかし肌が濡れた状態では、肌のうるおいを支えているセラミドが流れ出てしまうというデメリットもはらんでいるのです。つまり頻繁に洗顔していれば、うるおいを損なうリスクも与えます。
健やかな美肌を目指して洗顔を頑張っているのに、肌の乾燥で美しさや健やかさを損なうことが多いのもアラフォー肌の特徴です。現在の洗顔料がいくら優秀だとは言え、肌のうるおいを一切洗い流すことなく、汚れだけ落とせるということはありません。
乾燥しやすくなっているアラフォー以降の肌に過剰な洗顔はおすすめできません。失われてしまったうるおいを肌に回復させるには時間がかかります。洗顔後すぐに化粧水をなじませ、美容液を与えても、すぐさま肌のうるおいが元通りとはいかないわけです。
肌の乾燥が治まらないという問題がある場合、洗顔の頻度が過剰ということも考えられます。元からある肌のうるおいを減らしにくいように洗顔をするなら、洗い過ぎないことも肌を回復させるポイントになるので、洗顔の回数を見直すことも重要です。
朝の洗顔が慢性的な乾燥の原因?
どのシーズンでもなんとなく朝の洗顔にも洗顔料を使っているなら、アラフォーの肌だとうるおいを自分から手放しているも同然です。「でもオイリー肌だし」と思う方もいるでしょうが、肌のうるおいのなさから起きている皮脂浮きと判断すべきでしょう。
アラフォー肌のスキンケアの課題は今持っているうるおいを奪わず減らさないこと。それを考えていくと、汚れや古い角質や皮脂を洗い流せる洗顔料を朝の洗顔で使うのは得策だといえません。落とす力があるということは肌のうるおいも落としているからです。
睡眠中は基本として素肌ですよね。また眠っている間にダメージを受けていた肌の修復がなされています。このことを踏まえると、朝の洗顔は水かぬるま湯だけで充分なのです。肌に不要なものが圧倒的に少ない朝の洗顔では洗顔料を使わないこともポイントです。
なお乾燥し過ぎて水やぬるま湯での洗顔で肌がピリピリするというときは肌触りの良いコットンに配合成分がシンプルな化粧水をたっぷり含ませて撫でるように肌を拭き取ることもおすすめです。コツは拭き取るではなく、撫でるように。洗顔方法も柔軟に考えましょう。
洗顔料の美容成分は実は無意味に等しい
現在、数多くの化粧品が出回っていますし、洗顔料となればデパコスからプチプラまで考えていくと、種類が豊富です。また美容成分を配合していることを最大の魅力にしている洗顔料もかなりの数に上っています。肌にいい効果がありそうなイメージですよね。
しかしここで忘れてはいけないことは、洗顔料というものの役割が何か、ということ。汚れや肌の不要なものを洗い流すものです。つまりどんなに優秀な美容成分をたくさん配合していても、洗い流して落とすものでしかないという現実です。
洗顔料に美容成分を配合していれば、肌へのクッションになって刺激を減らすことは可能ですが、その美容成分が肌に働きかけてくれる可能性は低いといえます。美容液や乳液、クリームのような効果を期待することはできないと考えるべきです。
あくまでも洗顔料は汚れなどを洗い流すためのものだと考えておくことも欠かすことができません。皮膚科医によって意見が分かれますが、洗顔で汚れなどを落とすことに集中させたいならシンプルな固形石けんのほうが健やかな美肌育てるをために役立つのです。
アラフォーがオバサン肌にさせない乾燥しにくい洗顔の常識は
1.洗顔の回数を見直す
2.朝の洗顔では洗顔料を使わない
3.洗顔料は汚れなどを洗い流すためのものだと考えておく
の3つです。上手に肌の汚れや不要物だけを洗い流しつつ、うるおいを逃がしにくい洗顔を心がけましょう。
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