これ1文字で何て読む?「緒」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「緒」です。
「緒」の読み方は?
「緒」の読みには、「一緒(いっしょ)」や「由緒(ゆいしょ)」などの「しょ」、「情緒(じょうちょ)」や「端緒(たんちょ)」などの「ちょ」、また「緒(お)」「鼻緒(はなお)」の「お」があります。
そしてもう一つ、ひらがな4文字で表すことのできる訓読みがあります。
ひらがな4文字で表せる訓読みは“①糸の先端。 ②はじめ。手がかり。”※を意味します。例文には「話の緒を探す」「解決の緒を探す」などが挙げられます。
読み方は思い浮かびましたか?
正解は……
「いとぐち」です。
「糸口」と表されることもありますが、「緒」も「糸口」も読みや意味は同じです。
部首が「糸」の難読漢字!
「緒」の部首「糸」がつく漢字を調べてみたところ、読めそうで読めない、難読漢字がたくさんありました。そこで漢字クイズをもう一題。以下の漢字の読み方、知っていますか?
- 糺す
- 紆がる
- 繹ねる
- 緘じる
これらの漢字は日常生活で見かけることはほぼないと思います。というのも、これらの意味を表すのに他の漢字が当てられていることがほとんどだからです。上記の漢字はどれも日本漢字能力検定1級レベルの漢字なので、読めないからといって恥ずかしい思いをすることはありません。
なおそれぞれの意味を簡単に紹介すると
- あやまちや罪などを問いただす。取り調べる。
- 回り道をする。遠回りをする。 など
- 物事のいわれを探りたずねる。
- 口をつぐむ。 中に物を入れて封をする。
です。
日常生活でよく見かける漢字で、同じような意味を持つものに置き換えてみると以下のようになります。
- 質す
- 曲がる
- 尋ねる
- 閉じる
「糺す」「質す」がやや難しいかもしれません。正解は
- ただす
- まがる
- たずねる
- とじる
です!
※出典元:いとぐち|言葉|漢字ペディア
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