「へいり」ではない!?「 迸り」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「 迸り」です。
「 迸り」の読み方は?
初めて「迸り」を目にした際、「迸」に馴染みがなさすぎて戸惑ったことを思い出しました。よく似た漢字に「合併(がっぺい)」の「併」がありますが、もちろん「へいり」ではありませんでした……。
なお「〜り」の送り仮名から連想して「ほとばしり」と読んだ人もいるかもしれません。「ほとばしり」の読みは非常に惜しいです。というのも、「迸」の訓読みは“ほとばし(る)・はし(る)”だからです。ただ、その読みをする場合は、送り仮名が「〜り」ではなく「〜る」となります。
「迸り」は「〇〇〇り」または「〇〇〇〇り」と読みます。意味を知ると、読みが思い浮かぶかもしれません。
「迸り」の意味は
①飛び散る水滴。しぶき。
②そばにいたために、振りかかる災い。巻き添え。出典元:※
です。②の意味で聞いたことがある人は決して少なくないはず。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「とばっちり」です。
「とばちり」「とばしり」でも正解です。
ちなみに「迸る」は“激しい勢いで飛び散る。(出典元:ほとばしーる|言葉|漢字ペディア)”を意味します。
「迸」の読みは
- 音読み ホウ・ヘイ
- 訓読み ほとばし(る)・はし(る)
であり、「迸り(とばっちり)」の読みに違和感を覚える人もいるかもしれません。今回「迸り」の由来や語源について解説している一次資料を見つけることができませんでしたが、ネット上には「古くは『迸る』が語源であり、『迸る』の『ほ』の音が抜け落ちた」という説が多く見受けられました。
なぜ「とばっちりを“食う”」なのか
「迸り」について調べていく中で湧いた疑問なのですが、なぜ「とばっちりを“食う”」のでしょうか。「とばっちりを食う」の類語には「巻き添えを食う」「側杖を食う」などが挙げられますが、どれも決して食べられるものではないのに「食う」とあります。
調べてみたところ、「食う」には“食物をかんでのみ込む”以外にもさまざまな意味がありました。その中に“他から、ある行為、特に望ましくない行為を受ける”の意味があります。「迸り・巻き添え・側杖を食う」の「食う」は、好ましくないもの、望ましくない行為を人から受けることを示しているのです。
※とばっちり|言葉|漢字ペディア
参考文献
- 食う(クウ)とは – コトバンク
- 巻き添えを食う|ルーツでなるほど慣用句辞典|情報・知識&オピニオン imidas – イミダス –
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