「左」「右」1画目はどこ? 正しい筆順で書けないかも…
左という漢字と右という漢字はとても良く似ています。
では筆順はどうでしょうか。同じでしょうか違うでしょうか。
今日は、そんな「左右」の「左右差」についてチェック!
問題です。「左」「右」それぞれの1画目はどこでしょうか?
フォントにもよるのですが、よく見ると、「左」「右」の漢字は横画と左払いの画のバランスが違います。
それは、なりたちが違うからなのですね。
当然ながら、「左」には「左」、「右」には「右」の成り立ちがあるのです。
分かりやすいように自分側から見た図を書きます。右に右手、左に左手があります。
にょろんと伸びているのが腕です。
では、筆順はどうでしょう?
ヒント 筆順のきまりの中には次のようなものがあります。
・左はらいと横画が交わるとき、
①横画が長く、左はらいが短い字では、左はらいを先に書く。
②横画が短く、左はらいが長い字では、横画を先に書く。
さて、「左」「右」はどうですか? ヒントを読んで分かりましたか?
正解は……
そうなのです。1画目は「左」と「右」では違うのです!
先ほどのルール
①横画が長く、左はらいが短い字では、左はらいを先に書く。
②横画が短く、左はらいが長い字では、横画を先に書く。
で考えると、「右」は①に該当し、「左」は②に該当します。
両方とも、手の形がある漢字です。「左はらいと横画」がそれぞれ右手と左手に該当します。手の部分を表す画は、手のひらに該当する部分から書くので、左右で書き順が反対なのですね。
参考:学研「新レインボー小学漢字辞典」
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