
便秘の人、必見!医師が教える「便秘7つの原因」と改善のコツ
旅行に出かけたとき、便秘になったことはありませんか?
逆に、大事な商談、プレゼンテーションの前におなかが痛くなってしまったことはありませんか?
腸は少しの環境の変化やストレスが、如実に現れる器官なんです。
今回は、便秘外来で4万人の腸をみてきた腸のエキスパート・松生クリニックの松生恒夫院長・著『朝の腸内リセットがカラダを変える』から、ストレスと腸との関係について学んでいきましょう。
そもそも、なぜストレスがおなかに?
なぜ腸はストレスに弱いのでしょうか?
それは、腸が脳に次いで、多くの神経細胞を持ち、自律神経に関与している器官だからです。
腸には神経細胞が1億個以上あることがわかっています(ちなみに脳は150億個以上)。腸は脳に次いで2番目に神経細胞が多いので、「第二の脳」として注目を集めています。
脳と同様に神経細胞が存在するということは、脳からの指令を受けなくても、腸自身の判断によって動くことができる、腸も脳のようにほかの器官をコントロールしているということです。
便秘の原因7つ
このストレス社会で、腸の不調を訴え、腸の病気にかかる人は、年々増えてきています。
便秘に関しても、現在の方が患者は増加し続けています。その原因はストレスだけでなく、現代の食生活、生活習慣にもあります。
ここで、松生院長が大きく7つに分類した便秘の原因をチェックしていきましょう。
①腸に負担の多い食事
腸に負担の多い食事とは、肉や脂肪分の多い欧米型の食事です。それらが増えるに伴って、腸にとって重要な食物繊維や、味噌、漬け物などの発酵食品をとらなくなったことがあげられます。
②腸リズムを乱す生活
腸リズムを乱す生活とは、夜更かしや睡眠不足などもありますが、なにより腸に悪いのは、朝食を抜いたり、食事時間が不規則になったりすることです。食のリズムが乱れると、排便リズムが乱れ、便秘になってしまいます。
③ストレス
腸はストレスに敏感です。それは腸の機能の一部が自律神経によってコントロールされているため、強いストレスがかかると腸管運動が抑制されてしまうからです。
④運動不足
体を動かす機会が少ない人は、腸管運動も低下傾向になりがち。この状況が続くと、便秘や腹部膨満感(ぼうまんかん)のみならず、大腸がんなど様々な病気のリスクが高くなるという研究結果も発表されています。
⑤冷え
病気ではないけれど、なんとなくおなかが張るなど、腸の不調のほとんどが、冷えが原因といっていいでしょう。ただの不調と軽くみていると、がんやうつ、肩こり、メタボリックシンドローム、アレルギーなどさまざまな病気を誘発することもあります。
⑥加齢
75歳前後の人の腸を20代の人の腸と比べると、その弾力性は30%ほど低下するとされています。つまり、便を排出する力が弱くなるということです。さらに高齢者は食事量や運動量も減りますし、筋肉や骨に衰えも出てきます。ほかの病気も重なるなど、便秘を悪化させる条件がそろいやすいのです。
⑦女性ホルモンのバランス
女性は排卵後から次の月経までは黄体ホルモンの分泌が活発になります。黄体ホルモンは大腸のぜん動運動を抑制し、大腸の内容物の水分を吸収する作用があるため、便は硬くなり、停滞腸や便秘になりがちです。
便秘を解消するカンタンな方法
便秘の原因に思い当たるふしはありませんか?
それは言い換えれば、食生活や生活習慣を改善する「腸内リセット」を実践すれば、すぐに良い方向に反応してくれるということにほかなりません。
松生恒夫院長・著『朝の腸内リセットがカラダを変える』では、腸内環境を整え、”美腸”をつくるデトックス習慣をわかりやすく紹介しています。
便秘で悩んでいる方は、是非チェックしてみてください。
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