「給料が少ない」と不満を持っている人へ。住職が教える“報酬”のこと

「給料は適切かどうか」

会社で働いていると、自分の給料が妥当かどうかわからなくなることがあると思います。

周りと比べれば、そこそこもらっていると思っていても、自分の生活に自信が持てない。

 

マルクスの資本論を解説する本、佐藤優さんの“いまを生きる「資本論」”を読ませてもらって考えたことなのですが、給料の本質は何なのか?その答えに迫って見たいと思います。

 

給料とは

1.自分が生活に必要な、衣食住にかかる費用。多少のレジャー等も含む。

2次の働き手を育てる費用。結婚や育児、教育などの費用。

3.会社が技術革新した時についていけるだけの勉強をする費用。

 

となるそうです。

 

会社は、より多くのお金を集めて、発展していくことを目標にしていますから、できるだけ人件費は減らしたいのは山々ですが、そんなことをしたら、会社そのものが成り立たなくなってしまうので、働いてもらう人に給料を払うというのですね。

 

もし、給料のほとんどを生活とレジャーに使っているとなると2、3の費用が出ないので、技術についていけない(例えばパソコンなど)その人はいずれ他の人と変えられてしまう運命になってしまいます。

 

そして会社にとっても、それが蔓延して、社会がその様な風潮になると、次の労働力も育ってないのですから、人材を探すことができなくなって、やはり資本主義社会全体も衰退することにつながります。

 

今するべきことは

給料の中で1、2、3それぞれの割合を書き出して見ましょう。

 

だいたいで構いません。

1.食費、住居費、光熱費、細々とした買い物、レジャーの費用

2.デートの費用、子育ての費用、婚活の費用

3.英会話教室、パソコン教室などの費用

 

2、3の費用が極端に少ない場合は、1に大きな出費をしているか、給料自体が少ないかのどちらかです。

 

1に大きな出費をしている場合は、自分が使い捨ての人にとって変えられる人材とならないために、2、3の費用を増やす様にしましょう。

 

明らかに給与が少ない場合は、転職するしかありません。

それには、1を少し我慢して3の費用を一時的に増やして、転職をしましょう。

 

給料とは違う報酬

 

自分の時間を対価に給料をもらう人がいる反面、時間に関係なく給料をもらう人がいます。

日本で古くからある職人と呼ばれる人もその一つでしょう。

また、漁業や農業に関わる人たちもそうです。

 

この人たちは特殊な技術や知識、能力を活かして仕事をしていて、1時間働いたから何千円とは数えられない仕事をしています。

 

実は寺の住職も寺の会計から給与をいただいているのですが、時給や日給に換算できなくて、24時間365日、寺のために存在しているので、こちらにあたります。

 

もし、給与に不満があるならいっそのこと、こちらの世界に飛び込むというのも手かもしれません。

 

しかし、最初は技術が身につくまで、しばらく無給かもしれません。

 

これは、先ほどの給与の使い方で言えば、3が極端に増えた状態ということになります。給料でもらう分を技術費に回していることになりますので。

 

しかし、技術さえ身につけば、報酬も増えて、安定してくるといったものです。

 

さて、皆さんは、給与をどう感じていますでしょうか?

 

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