「かべえ」ではもちろんありません。「譬え」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「譬え」です。
「譬え」の読み方は?
「壁(かべ)」や「誓う(ちかう)」などに形がよく似た「譬」ですが、読めそうで読めません。「譬」は日本漢字能力検定の1級に相当する漢字なので、日常生活でよく見かける漢字……でないのは事実です。
そんな「譬」を用いた「譬え」の読みは、実はよく耳にしています。日常生活では「譬」の部分が他の漢字、またはひらがなで表されていることが多いです。
「譬え」の意味は
1 たとえること。また、たとえられた語句や事柄。比喩。
2 同じような例。出典元:小学館 デジタル大辞泉
です。
正解は……
「たとえ」です。
日常生活では「例え」の表記に馴染みがあるはずです。他に「喩え」と表すこともあります。
ではここでもう一問、漢字クイズを出題します。
「譬喩」はなんと読むでしょうか。
これは先で紹介した「譬え」の意味がヒントになっています。また日常生活でこの言葉が用いられる際は、「譬喩」の「譬」の部分が他の漢字に置き換わっていることがほとんどです。
「譬喩」の意味は
特徴がはっきりした他の似ているものを引き合いに出して、わかりやすく説明する表現方法。たとえ。たとえばなし。
出典元:※
です。
正解は……
「ひゆ」です。
一般社会では「譬喩」ではなく「比喩」で表記されていることがほとんどなので、「譬喩」を見かける機会はそうそうないと思います。ですが、本記事をきっかけに「比喩」は他の漢字でも表すことができるということを思い出していただけると幸いです。
※ヒユ|言葉|漢字ペディア
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