【便秘さん必見】医師が教える!話題の食事療法のOK・NG

2017.04.10 WELLNESS

玄米食やマクロビオティック、グリーンスムージー……人気の食事療法がたくさんありますよね。

ですが、体によいと人気の食事療法が便秘を悪化させる原因になることもあります。

せっかく実践するなら正しく、効果的にしたいもの。

便秘外来で4万人の腸をみてきた腸のエキスパート・松生クリニックの松生恒夫院長・著『朝の腸内リセットがカラダを変える』から、話題の食事療法のOK・NGを見ていきましょう。

 

1.玄米食やマクロビオティックで便秘悪化!?

×:食物繊維をたくさんとって便秘改善!

○:食物繊維はバランスよくとることが大切

松生院長の専門である消化器内科の観点から見ると、慢性便秘の症状がひどいときに、玄米食やマクロビオティックを実践してしまうと、おなかの症状はさらに悪化し、腹部膨満感や便秘がひどくなりかねません。

全粒穀物や温帯性の野菜をかなり多くとることになり、食物繊維の中でも、水に溶けていない「不溶性食物繊維」が多くなってしまうからです。

「不溶性食物繊維」を多く摂る場合は、多くの水分を摂取するか、水に溶けている「水溶性食物繊維」もバランスよくとることが必要になってきます。

また、玄米はよく噛まずに食べると消化までに時間がかかる食べ物です。悪くすると、未消化のまま腸に送られます。腸が元気な状態なら、問題なく消化・吸収できますが、腸の働きがストレスなどで鈍っていたり、慢性の便秘症になっていると、腸の状態をさらに悪化させてしまいます。

 

2.生野菜の酵素パワーで健康!は嘘!?

×:グリーンスムージーや酵素ドリンク、いろいろ取り入れています!

○:野菜は熱を加えてかさを減らしてとる!

野菜や果物などに含まれる植物酵素、果物酵素は体によいとされています。しかし、医学的には、その効果はまだ証明されていないのです。

酵素ダイエットや生食健康法は、「体の中の酵素が不足するから、肌荒れや疲れなどの不調をきたす。それを植物から補いましょう。」というのがその論拠のようですが、実は、植物の酵素は植物にしか働かないと考えられます。また、酵素がそのままの形で体に吸収されるようなことはありません。

ですが、ポリフェノールやカテキンなどの栄養素をとることはとてもよいことです。多種多様の野菜をたっぷり食べるために、熱を加えてかさを減らし、細胞膜を破って中の栄養を人間が吸収しやすい状態で食べるのが、最も効率のよい方法です。

 

3.赤身肉はヘルシー!たくさん食べてもOK!?

×:赤身肉はヘルシーだから、たくさん食べても大丈夫!

○:肉は一週間に2~3回程度にして、摂取量をコントロール!

2015年10月に国際がん研究機関が「ソーセージ、ベーコンなどの加工肉が大腸がんのリスクを高めるほか、赤身肉も同様のリスクがある」とのリポートを発表しています。

確かに、赤身肉は脂肪が少なくヘルシーですが、ヘルシーであることと、がんの要因は別です。

赤身肉はほかの部位に比べて、鉄分が多く含まれています。鉄分は適量なら体に必要な栄養素です。しかし脂質と鉄分の組み合わせは、がん発症の原因とされる活性酸素を作り出すフェントン反応を促進してしまうのです。

赤身肉のほか、レバーやあさり、はまぐりなどの貝類も同様に、摂取量をコントロールする必要があります。

 

4.ヨーグルトの乳酸菌は意味がない!?

×:ヨーグルトを毎日食べているから大丈夫!

○:ヨーグルトだけでなく「腸内リセット」する習慣を意識!

ヨーグルトやチーズに含まれる動物性乳酸菌は胃酸に弱く、摂取したほとんどが胃液や腸液によって死滅してしまいます。植物性乳酸菌に比べて、大腸まで届きにくい性質があります。さらに、ヨーグルトを大量に食べると、脂質のとりすぎでかえってマイナスになることもあります。

ただし、ヨーグルトや牛乳に含まれるカルシウムは、骨細胞の増強・修復に欠かせないだけでなく。大腸がんの予防にも影響しているといわれています。さらに、死菌でも免疫機能を上げるといわれています。

 

美腸をつくる9つのデトックス習慣

体によいと思って実践していたことが、逆に腸をイジメていた…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

松生恒夫院長・著『朝の腸内リセットがカラダを変える』では、腸内環境を整え、”美腸”をつくるデトックス習慣をわかりやすく紹介しています。

正しい健康法で、効果的に美腸を目指しましょう!

 

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この記事を書いたのは
主婦の友社 OTONA SALONE編集部

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