働く女性がオフィスに「置いておくべき」アイテムは?地震・大雨対応の防災リスト
会社が災害時の備蓄品を用意して置いてくれていることも多いと思いますが、最低限の飲料水、非常用食料、簡易トイレなどが一般的ではないでしょうか。
オフィスに泊まらなくてはならなくなったり、オフィスから歩いて帰宅することになったときのことを想定して、自分用の防災グッズも用意しておきましょう。
では、何を備えておくのがよいでしょうか?すでに用意している人も、これを機会にもう一度確認してみましょう。
オフィスに備える自分専用の防災グッズをリストでチェック!
モバイルバッテリー
安否確認の連絡をとったり、災害状況の情報収集をしたり、交通機関の運行状況を確認したり、とにかくスマホは手放せませんよね。
でも、ずっと使っていればバッテリーの減りも早くなり、残りが少なくなるほど不安も増すものです。
停電で充電できない事態も想定して、モバイルバッテリーは必ず用意しておきましょう。
特に、歩いて帰宅する場合にマップアプリを開いているとバッテリー消費が早いので、モバイルバッテリーの携帯を忘れずに!
いざというときに確実に使えるように、モバイルバッテリーをしっかり充電しておきましょう。
飲料水・食料品
会社の備蓄品以外にも、水や食べ物は自分用にストックしておくと安心。
お好みの栄養補助食品を置いておいて、消費期限が近づいたら新しいものを補充し、古いものは休憩中のおやつとして食べてしまいましょう。
そうはいっても、日々仕事で忙しいと非常食の消費期限のことなどすっかり忘れてしまうもの。毎月〇日は非常食を入れ替える日、のようにカレンダーで予定しておくといいかもしれませんね。
飲み物も同じように、消費期限に注意してこまめに取り換えを!
スニーカー
高層階から階段で下りたり、歩いて帰宅することになったときのために、スニーカーを置いておきましょう。
災害が発生すると、道路が多くの人で混乱したり、ガレキなどでケガをする可能性も。フラットパンプスを履いている人でも、災害時はより歩きやすいスニーカーに履きかえて。
電車で帰れる場合でも、ダイヤ乱れなどがあると駅は人でごった返し、電車内もすし詰め状態。それだけでもどっと疲れますから、足元は楽なものにしましょう。
急な大雨のときにも、汚れてもいいスニーカーを置いておけば、お気に入りのパンプスを汚さずに済みますよね。
リュック
歩いて帰るときには、両手をフリーにできるリュックがベストです。
小さいもので構いませんので、防災グッズをひとまとめにしてリュックの中に入れておきましょう。
レインコート
急な雨のときに役立つレインコート。ポンチョタイプだと足元が濡れるので、上下セパレートタイプのものがおすすめです。
100均でも上下でバラ売りしているものがありますよ。
大判のストール
オフィスに泊まらなければならなくなったとき、ブランケット代わりになります。
特に、スカートを履いていた場合には下半身を覆えるサイズのものがあると安心です。
また、避難時に粉塵による汚れを防いだり、ケガをしたときに包帯として使ったり、避難所での目隠しになるなど、様々な用途で役立ちます。オフィス用だけでなく、自宅用の防災グッズにも入れておきましょう。
現金
普段は現金を持ち歩かない人も、停電でキャッシュレス決済ができないときのために、現金を用意しておくようにしましょう。
災害時の買い物はおつりが出ないこともあるため、千円札や小銭を持っておくと役立ちます。
スキンケアセット
会社に泊まることになったとき、トラベル用のスキンケアセットがあると便利です。
クレンジングは水を使わなくてもよい拭き取りタイプがおすすめです。
コンタクトレンズを使用している人は、保存液とケースも用意しておくといいですね。
帰宅支援マップ
災害時などに帰宅困難者が徒歩で帰宅する場合の安全をサポートする地図「帰宅支援マップ」を持っておきましょう。
帰宅困難者を一時的に受け入れ、休憩場所のほか、可能な範囲でトイレ、水道水、情報の提供をする「帰宅困難者一時滞在施設」が載っています。
スマホで見ることももちろん可能ですが、万が一のために紙でも持っておくと安心です。
また、九都県市※では、コンビニエンスストアやガソリンスタンドが、徒歩で帰宅する人を支援するための「災害時帰宅支援ステーション」となり、トイレ、水道水、災害情報の提供を行ないます。歩いて帰宅する際には活用しましょう。
※埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市
参考:東京都『東京くらし防災』『東京防災』
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