「セックスレス」の本質とは? Twitterで話題”ジェラくる”が語るセックスレスの超方程式
なぜこんな状況になってしまうかというと、以下のループで説明できます。
まず、セックスやスキンシップの頻度が下がった状況を受けて、ふたりのうちどちらかが 「現状に大きな不安や苦痛を感じている」 状態に陥ると、A“相手を求める(≒行為に誘う)”の段階に入ります。
そこで相手が求める側の不満に気づき、応じてくれたり求め返してくれたりすればいいのですが、なんらかの原因でB“行為をする気にならない・できない”になる場合、相手は徐々に申し訳なさや罪悪感とともに、C“プレッシャーを抱く”ようになります。
求める側もそのピリついた気持ちを感じ取り、いつのまにかふたりの中で性の話はD“タブー視”されてしまうのです。特に 「なんでしてくれないの?」 「もう私(俺) のこと好きじゃないわけ?」 と責めるような口調で相手に迫ると、その傾向はいっそう強まります。
このA→Dを2、3周重ねるか、Dの期間を半年以上経てしまうと、気がつけば求める側だけがレス問題に苦しみ、相手はレス問題に蓋をして目を逸らし続ける状態に。
ふたりで話し合う機会すら持てなくなると、 気持ちの行き場が完全になくなり、もう女として求められないのがつらいのか、スキンシップなどの肉体的コミュニケーションがとれないのが寂しいのか、相手がレスの問題から逃げているのが情けないのか整理もつかず、ぐちゃぐちゃになった気持ちをひとりで抱えて「とりあえずめちゃくちゃしんどい」 しか考えられなくなります。
この負のループから抜け出すには、リハビリとして、E“話し合い・手始めのスキンシップ”にとりかかること。
「リラックスした状態」で行うのがポイント。できればふたりだけの空間で、飲み物や食べ物を用意してソファやベッドに腰掛け、相手の手を握りながら自分の気持ちや、現状への不満をフラットに伝えましょう。相手の目を見て、愛情と誠意を込めて。相手にも問題を自覚させ、セックスレスを「ふたりの問題」として顕在化させます。
ここでまた相手を追い詰めるようなことを言うと、プレッシャーにつながってしまうので、注意しましょう。
また、自分から日常的にスキンシップを心がけてください。
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