【40女の恋愛事情】story1 私はいつか結婚できますか?-39歳・恭子の場合(3)-

40歳の誕生日、私はひとりぼっち。
予言をはずした電話占い師に怒りをぶつける恭子だが、
「申し訳ないけど、何もしなかったのであれば恋人はできなかったと思うわ」と言われてしまい……。
あまり大っぴらに語られることのないアラフォー恋愛のリアルに切り込みます。
1回め2回めに続き、30代終盤の恭子のケース全3話の完結編です。

***

bride in bedroom

「本当は、恋人におめでとうって言ってもらいたかったのに……」

涙声で私は訴えた。

占い師と話し続けると、1分ごとに課金され続けてしまうけれど、この気持ちがスッキリするのなら、もう、どうでもいい。

リリサラさんが、答を握っているような気がしていた。

 

彼女に指摘された通り、私は、何もしてこなかった。

「時期が来たら、突然王子様が現れると思ってたとしたら、それは、甘いわ。そんなことだったら世の中のすべての人が幸せになっているわ」

彼女の厳しい言葉が胸に突き刺さり、苦しくて、何も言い返せない。

 

「せっかく運のめぐりがいい時期だったのだから、ぜひ頑張って欲しかったの」

「もう、ダメですか」

声を振り絞った。

もしかしたら私は、絶好の機会を逃してしまったのかもしれない。

後悔が押し寄せてくる。

 

「そんなことないわ。あと2、3ヶ月は、恋愛運がいいはずだから、今からでも遅くないのよ。お誕生日の前後って、運気が良いものなのよ」

「今から行動すれば、恋人はできますか」

「行動すれば、きっと大丈夫よ。パーティーとか、イベントとか、いいなと思ったところにどんどん出かけて行って欲しいの」

「そしたら恋人に巡り会えますか」

「ええ、きっと」

「何月何日にどんな人と出会えるんですか」

食いさがる私に、彼女は困ったような笑い声を出した。

 

「そこまで細かいところまでは、わからないわ。だけど、今は出会いやすい時期だから、何もしないでいるのはもったいないわ」

「私、いつか結婚もできますか?」

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