「せん」ではありません。「誼」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「誼」です。
「誼」の読み方は?
「誼」は「訁(ごんべん)」に「宜」で成り立ちます。「宜」が「宣伝(せんでん)」などに用いられる「宣」に似ているので「『誼』は『せん』と読むのでは?」と考えた人もいるかもしれませんが、残念ながらそれは間違い。
また「ことわざ」と読んだ人もいるかもしれませんが、「ことわざ」は漢字で「諺」と表せるのでこちらも間違い。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「よしみ」です(「ギ」と読んでも正解です)。
「誼」は
①親しいつきあい。交情。
②なんらかのつながり。ゆかり。縁故。出典元:よしみ|言葉|漢字ペディア
を意味します。例文には「同郷の誼で協力しよう」などが挙げられます。
よく似た漢字「諠」はなんと読む!?
「誼」とよく似た漢字に「諠」があります。「誼」は「訁(ごんべん)+宜」、「諠」は「訁(ごんべん)+宣」です。冒頭で「誼」は「せん」とは読まないと紹介しましたが、実は「宣」を含む「諠」も「せん」と読むことはできません。
「諠」の読みは
- 音読み ケン
- 訓読み かまびす(しい)・やかま(しい)
です。
「誼」は“親しみ”などを意味しますが、「諠」は“やかましい”を意味します。だいぶ意味が異なるので書き間違い、読み間違いには注意したいところです。
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